立教新座中学校・高等学校

2019年度より、iPadを使った学習がスタート

2019.06.26

2019年4月より、CALL 2教室にてiPad使った授業がスタートしました。現時点では、高3の英語の選択授業「コミュニケーション英語Ⅲ(Writing選択)」と、高3の「卒論演習」の授業で使用しています。
担当教員の石川宣明先生に話を聞きました。

「コミュニケーション英語Ⅲ(Writing選択)」では、4技能に加えて、アウトプット活動を通じた自己表現のための効果的なライティング力を養成することをねらいとしています。iPadとApple Pencilを導入した大きな目的はここにあり、生徒たちに「書く」作業、Writingをしっかりとやってほしいということです。その点で、Apple Pencilは、紙に書くのと同じような感覚で使えます。これが採用のポイントでした。iPadは操作が簡単な上、Apple Pencilを使えばキーボード入力のわずらわしさがないので、パソコンのスキルに不安がある生徒もストレスなく使えているようです。

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教材のデータを持って行けば、教員は板書をする時間を、生徒はノートに書き写す時間を省けるため、授業を効率的に進めることができます。さらに「MetaMoJi ClassRoom」というアプリを通し、教員や生徒が書いたもの全員分をそれぞれのiPad上に表示して、皆で共有しながら学ぶこともできますし、個別に生徒の画面に直接書き込んで指導することもできます。これまでの「プリントを配付して記入、それを回収しフィードバックする」という一連の流れが、一度にその場でできるようになりました。また、Apple TVも導入し、無線で画面を投影することができます。教卓の前にいる必要がないので私の授業スタイルも、iPadを持って生徒の中を歩き回るようになり、生徒との距離がより近く、顔もよく見えるようになりました。

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iPad導入のもう一つの目的は、自分の意見を他者と共有してほしいということです。例えば、卒論演習の授業では、書き進めている要旨をシェアして、生徒一人ひとりがiPad上で読み、自分の考えを書き込みます。それを全員で共有することで友達のコメントを視覚化してリアルタイムで捉えることができます。中間発表では、生徒同士で発表者のプレゼン内容についてその場でコメントを書き込んでもらい、それをデータとして保存・回収することも可能になりました。さらにはそれをPDFファイルにして、メールですぐにフィードバックができました。

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ICT技術は今後さらに発達していくので、生徒にはそれに対する対応力、応用力を伸ばしてほしいですね。機械に使われるのではなく、機械を使う人間であってほしい。iPadはあくまでも学習のサポート。他者の意見を聞き、自分の意見を持つという、考える力が軸になり、それを他者に向けて言葉で表現する力が重要なことは変わりません。今後は他学年の英語の授業でもiPadを使用した授業を展開する予定です。今回は立教新座史上初のICT化ですが、他校と比べると進んでいるとは言えません。しかし、導入目的がしっかりしていなければ、有効活用はできません。iPadをより効果的に活用することで、立教新座が重要視する「自ら学び考える力」がさらに育まれるよう試行錯誤を続けていくとともに、今後本校にとってどのようなICT化が必要なのかも、考え続けていきたいと思います。

ipad_9152s.jpgのサムネール画像

英語教諭 石川宣明


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