立教新座中学校・高等学校

リーダーシップ育成の取り組みについて

2019.09.04

立教新座が取り組む「リーダーシップ教育」について、リーダーシップ育成プロジェクトチーム担当の新宮崇敬教諭に伺いました。


 

本校では、2014年よりリーダーシップ教育に取り組んでいます。2006年度から立教大学経営学部で始まっていたビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)と連携するかたちでスタートしました。

「リーダーシップ」という言葉から一般的に連想されるのは、「カリスマ性を発揮し、人を従えること」という意味かもしれません。ですが、本校における「リーダーシップ」とは「権限なきリーダーシップ」のこと。従来のイメージとは大きく異なります。

「役職」や「権限」よりも、「スキル」や「能力」に近いでしょうか。委員長や部長などの役職に就いているかどうかに関係なく、それぞれ個人が自分の力を発揮し、仲間と目的を共有しながら、自らが率先して行動できるようになることを目指しています。これは、立教学院の教育目標の一つである「共に生きる力を育てる」ことにもつながるものです。

具体的な活動内容は、卒業生による講話会、研修旅行のプレゼンテーション、リーダーズミーティング、フォローアップ研修、立教GLP特別聴講生制度(立教大学の授業「グローバル・リーダーシップ・プログラム」を受講できる制度)など多岐にわたります。

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例えばリーダーズミーティングでは、各部活動から2名ずつ参加してもらい、運動部と文化部に分かれて研修を実施。その中で、チームで目標を共有するにはどうすればよいか、仲間との信頼関係はどのようにして築くのか、現時点での課題は何かなどを1日かけて話し合います。

そこで作成したシートをもとに、また新たな気持ちで部活動に取り組み、後日、フォローアップ研修で実際に行動に移せたかどうかを振り返るのです。この振り返りこそ、実に大切です。なぜなら、自分たちで決めた目標に対するフィードバックをすることで、成長した点や今後の課題に自分たちで気づくことができるからです。その内容を部員たちとも共有することで、お互いのリーダーシップも向上していきます。

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私が指導する上で心がけているのは、意図的に声をかけ、みんなが発表できるような機会を設けること。そして、自分の意見を発表した人には全員で拍手を送ることです。 こういった経験が自信につながり、もっと発言しよう、他の人の考えを知りたいという意欲を高めることにつながります。リーダーシップ教育を継続してきたことで、授業でも、生徒たちは話し合いのテーマに関心を持ち、主体的に考えるようになってきました。

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こうした成果は外部の方にも注目されており、8月末に「高校リーダーシップ教育カンファレンス」にて、部活動研修の発表を行いました。また、10月末には国際的なリーダーシップ研修の場で、これまでの取り組みについての発表もあります。これからも、自分の力を発揮し、仲間と協力しながら自主的に行動できるようになるという、「権限なきリーダーシップ」の育成を目指したいと考えています。

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新宮崇敬教諭

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