2020/05/20 (WED)

80講座から“自分の学び”を発見する「自由選択科目」~生徒インタビュー~

高校3年生からは、必修の選択科目のほかに「自由選択科目」の履修が始まります。「自由選択科目」は、教員の専門分野を生かした講座や立教大学の教員による講座、英語・スペイン語・ロシア語・アラビア語など9つの外国語科目など、80講座の中から自分の興味や将来の目標に応じて講座を選択します。自身の興味を深め、大学での学びにつなげた川目さんにうかがいました。

主体的に学ぶ姿勢と責任感を養った「自由選択科目」

川目慎太郎さん(2019年度卒業)
立教大学異文化コミュニケーション学部1年次

文系・理系にとらわれず幅広い学問に挑戦。多くの学びと発見があった

授業数や内容を自分で選べる自由選択科目は、立教新座ならではの制度だと思います。僕自身は、文系や理系に関係なく、幅広い講座を履修しました。

高校2年次に履修した「物理基礎」の授業で物理科目に興味を持ったことをきっかけに、「物理実験」の授業を選択しました。物理の法則を基にグループで実験を行ったのですが、高校2年次で学んだ基礎知識が身近な電化製品にも応用されていることを知ったときにはとても驚きました。

「立体造形」の授業では、果物のスケッチや木材を使った作品制作に挑戦しました。元々ものづくりに対して興味はあったものの、あまり得意ではありませんでした。しかし、ものを立体的にとらえる意識を持ちながら取り組んだことで、美術に対する苦手意識の解消につながりました。

外国語科目の中からは、「フランス語B」を選択しました。母がフランス語を習っていたことや、旅行経験があることから、文化的な側面で興味があったのです。一つの単語に対して数多くの形式や意味があるため、日本語と異なる点も多く、また文法的な制約も多いということは、授業を受けて初めて学びました。また、フランス国内の世界遺産について、その歴史や建築的な特徴を学んだことも、発見が多く印象的でした。
英語圏における音楽や、楽曲制作の流れについて興味があったことから、「English in Music」も履修。グループで作詞と作曲を行い、完成した曲を発表するほか、音楽のジャンルやそのジャンルの成立や派生についても学びました。

また、卒業研究論文の対応講座である「ハワイの歴史」では、リゾート地として有名なハワイの歴史について深掘りしました。特定の地域の成り立ちや発展する過程を学んだことで、地域に根付く特有の文化があることを知り、日本における文化についても学んでみたいと感じました。
  • 基礎を学んだ「フランス語B」の授業。大学ではさらに理解を深めたい

    自由選択科目でさまざまな分野について学んだ経験は、将来を考えるうえでの選択肢を広げる一助になったと考えられます。中でも、「フランス語B」は、自由選択科目で文法などの基礎について学んだことで、さらに理解を深めたいと考えるようになりました。大学でも継続してフランス語を学び、自分にとってのアピールポイントにできるようにこれからも努力したいと思います。
  • 川目さんの選択講座

    月曜日:物理実験
    火曜日:立体造形
    水曜日:フランス語B
    木曜日:English in Music
    金曜日:ハワイの歴史

自由な校風の中で磨く、主体性と責任感

実際に学校生活を送る中で、立教新座中学校・高等学校は、生徒の主体性を重視する自由な校風だと感じました。自由選択科目も、自分で履修する講座を決められるだけでなく、「授業を受けない」※という選択も可能であるほど、生徒に時間の使い方が任されているのです。同級生の中には、授業がない時間に図書館で自習に励んだり、課外活動に打ち込んでいたりする人もいて、何をするかは自分次第です。しかし、自由である反面、自らの行動に責任を持つことが求められます。枠にとらわれずに学ぶ主体的な姿勢と、責任感の両方を身に付けることができるのではないでしょうか。

取材:2019年12月

※自由選択科目は、月~金曜の午前中に2コマずつ開講。最低3講座(6単位)を履修していれば、曜日によって午前中を休みにすることもできる。
※科目は2019年度のものです。

川目 慎太郎さんShintaro Kawame

立教大学異文化コミュニケーション学部1年

2019年度卒業生

立教新座のリーダーシップ教育

立教新座では、国際的な視野を養う「グローバル教育」と、多様性の中で自身の力を発揮し、仲間と共にチームの目標を達成するために貢献するリーダーシップスキルを学ぶ「リーダーシップ教育」を通じて、世界の人々と「共に生きる力」を備えたグローバルリーダーを育成しています。