HISTORY立教新座の歴史・沿革
1874年(明治7年)、アメリカ聖公会の宣教師チャニング・ムーア・ウィリアムズ主教が東京築地の外国人居留地に開設した、聖書と英学を教える私塾「立教学校」が立教新座中高が属する立教学院の起原です。
1948(昭和23)年、新学制に基づき「立教中学校」と「立教高等学校」を開設。1960(昭和35)年に高等学校を新座キャンパスに移転。
2000(平成12)年、立教新座中学校を併設し、高等学校を立教新座高等学校に改称しました。
1948(昭和23)年、新学制に基づき「立教中学校」と「立教高等学校」を開設。1960(昭和35)年に高等学校を新座キャンパスに移転。
2000(平成12)年、立教新座中学校を併設し、高等学校を立教新座高等学校に改称しました。
創設者ウィリアムズ主教Channing Moore Williams
日本聖公会初代主教、神学博士
1829年、アメリカ・ヴァージニア州リッチモンド市に生まれました。1859年に米国聖公会の最初の宣教師として、同輩のジョン・リギンズと共に来日。1874年、東京・築地に立教の前身となる私塾を開きました。1887年、日本聖公会を組織し、1889年には後進に道を譲るべく主教職を辞任、一介の宣教師として関西各地の伝道に従事しました。1910年、故郷リッチモンドで永眠。
ウィリアムズ主教の生涯は、「道を伝えて己を伝えず」(聖公会信徒が表したことば)という姿勢に貫かれていました。見せかけや名声のための善行を嫌い、心の信仰者としての道を貫いた生き方は、立教の建学の精神「キリスト教に基づく人間教育」の中に今も受け継がれています。
沿革
1874(明治7)年 | ウィリアムズ主教、築地に私塾「立教学校」を開く |
1896(明治29)年 | 立教学校を廃し、立教尋常中学校、立教専修学校を設置 |
1899(明治32)年 | 中学校令改正により、立教尋常中学校を立教中学校とする |
1907(明治40)年 | 専門学校令により、立教専修学校を立教大学として発足 |
1918(大正7)年 | 立教大学、池袋に移転 |
1922(大正11)年 | 大学令により大学として認可 |
1923(大正12)年 | 立教中学校、関東大震災で校舎焼失し池袋へ移転 |
1925(大正14)年 | 池袋に中学校校舎完成 |
1931(昭和6)年 | 財団法人立教学院を設立 |
1948(昭和23)年 | 学制改革にともない旧制立教中学校を廃し、「立教高等学校」「立教中学校」「立教小学校」開校 |
1949(昭和24)年 | 新制大学として発足。立教高等学校第1回卒業生90名を送り出す |
1950(昭和25)年 | 立教中高同窓会発足 |
1951(昭和26)年 | 学校法人立教学院設置認可(財団法人から組織変更)。第1回文化祭開催(後に St. Paul's Festivalと改称) |
1955(昭和30)年 | 野球部、甲子園春の大会に初出場 |
1957(昭和32)年 | 学校市制を廃して生徒委員会制度をとる |
1960(昭和35)年 | 高等学校、新座に移転。寄宿舎「東寮」落成 |
1963(昭和38)年 | 「立教学院聖パウロ礼拝堂」「チャペル会館」、寄宿舎「西寮」落成 |
1964(昭和39)年 | 海外研修旅行始まる。第1回東南アジア研修旅行実施 |
1965(昭和40)年 | 寄宿舎「和寮」落成。「屋外50Mプール」完成。第1回アメリカ研修旅行実施 |
1968(昭和43)年 | 「第二学友会館」落成 |
1969(昭和44)年 | 英国サマースクール始まる(当時:英欧研修旅行) |
1970(昭和45)年 | 選択制度(現・自由選択科目)始まる |
1974(昭和49)年 | 「総合体育館」落成。立教学院創立100周年式典挙行 |
1980(昭和55)年 | 英語グレード別授業始まる |
1982(昭和57)年 | 「図書館」落成 |
1985(昭和60)年 | 野球部、甲子園夏の大会に初出場、2回戦進出。新座移転25周年記念式典挙行 |
1990(平成2)年 | オーストラリア短期留学始まる。「寄宿寮」休寮となる。大学が新座キャンパスを開校 |
1995(平成7)年 | 他大学進学クラスを設置 |
1998(平成10)年 | 立教高等学校設立50周年記念式典挙行。大学、新座キャンパスを武蔵野新座キャンパスに名称変更し、観光学部、コミュニティ福祉学部を設置 |
2000(平成12)年 | 立教中学校は「立教池袋中学校」と改称し「立教池袋高等学校」を併設。立教高等学校は「立教新座高等学校」と改称し「立教新座中学校」を併設 |
2002(平成14)年 | 「2号館」「3号館」竣工 |
2006(平成18)年 | 中高一貫教育第1回卒業生を送り出す。大学、武蔵野新座キャンパスを新座キャンパスに名称変更、現代心理学部を設置 |
2009(平成21)年 | 「寄宿寮」閉寮、「東寮」を取り壊し、跡地に「プレイコート」「自然観察園」設置。「第一体育館」「剣道場」取り壊し、跡地に大学教室棟、「新体育館(St. Paul’s GYM)」「プレイグラウンド」完成 |
2012(平成24)年 | 「4号館(現・学友会館)」完成 |
2013(平成25)年 | 聖パウロ礼拝堂の新パイプオルガン完成 |
2014(平成26)年 | 「本館」「総合体育館」「セントポールズ・フィールド」「フィールドハウス」完成。文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール・アソシエイト校に指定。立教学院創立140周年 |
2015(平成27)年 | 「セントポールズ・アクアティックセンター」完成 |
2017(平成29)年 | アメリカのSt. Paul’s校と提携、長期の学校派遣留学と短期留学生の受け入れを開始。南アフリカのSt. David’s Marist Inanda校と提携、短期留学生の受け入れを開始 |
2018(平成30)年 | 立教英国学院中学部への中学生の学校派遣留学を開始 |
2019(平成31)年 | サッカー場を人工芝コートに改修。イギリスのThe College of Richard Collyerの「高度文化交流プログラム」に参加、ワンターム留学制度を設置 |
写真で見る立教学院の歴史
立教学院史資料センターのサイトにあるコンテンツ「写真で見る立教学院の歴史」では、1874年以来の立教学院の歴史を写真とともにご覧いただけます。
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