2019/05/29 (WED)

生徒たちと時間を共有したい 【校長インタビュー】

私が立教新座中学校・高等学校に赴任してから、約2カ月が過ぎました。生徒たちとともに学校生活を送ったり、先生方から日々の様子をうかがったりする中で、学校のさまざまな表情を知ることができています。経験を生かせることも、新たな挑戦になることも、神様から与えられた成長できる機会だと、感謝しながら日々を過ごしています。

さて、私自身のことも少しお話させてください。本校に着任する前に立教英国学院で2年間校長を務めましたが、それまで立教英国学院で3年間、東京都の公立小学校で24年間、小学校の教員をしていました。さらにその前は、立教英国学院で3年間、高校生の担任をし、数学を教えていました。私自身が高校生の時の数学の授業が楽しく、数学への興味が高まるにつれ、好きな教科を教えたいと思うようになりました。そもそも教師を目指したのは、素晴らしい先生方との出会いがあったからだと思っています。
振り返ると、さまざまな時に「立教」との縁を感じます。祖父が日本聖公会北関東教区で司祭をしていたこともその一つでしょうか。子どものころ度々、池袋や新座での立教学院の合同礼拝に参加した記憶があります。立教英国学院での勤務が決まったときも、今回の赴任も、記憶のなかの「立教」が呼び起こされ、「私にその機会が与えられているならそこで精一杯がんばろう」と思ったのです。

5月から時代が新しくなった、という雰囲気が日本国内にはあります。学校に求められるものも変化するなかで、生徒たちには、自由でありながら行動を律することができる人、他者を大事にすることができる人になってほしいと願っています。立教新座に来て、生徒からも先生方からも、長年培われてきた自由な雰囲気を感じています。その伝統を大切にしながら、グローバル化が進む社会で生きる子どもたちには、国や人種などの違いを超えて人を大切にできる人になってほしいと考えています。

イギリスで生活していたときに印象深かったのは、日本から来た人は、その人が何人か、出身はどこか、というような属性を気にしがちですが、イギリスに住む方々は、「その人」を見ているということ。「違って当たり前」が前提にあるので、その上でコミュニケーションをとります。そういった価値観は本校の「共に生きる力を育てる」という理念に沿ったものであり、グローバル社会においてもとても大切です。本校も「人と違って良い」ことを肌で感じられる場にしたいですね。

今は私に何ができるかを見させていただいているところですが、立教新座を巣立ったあと、誰もがここを心のよりどころと感じることができるようになって欲しいと願っています。私もぜひそうでありたいので、生徒たちと多くの時間を共有したいと思っています。

佐藤 忠博Tadahiro Sato

立教新座中学校・高等学校 校長

1987年 立教英国学院(イギリス)数学教諭
1990年 東京都公立小学校教諭
2014年 立教英国学院小学部教諭
2017年 立教英国学院校長に就任
2019年 立教新座中学校・高等学校 校長就任

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