2023/01/31 (TUE)

鉄道研究会 「全国高等学校鉄道模型コンテスト2022」授与式

鉄道研究会は、2022年8月に開催された「全国高等学校鉄道模型コンテスト2022」のモジュール部門において、JR貨物賞と鉄道開業150年賞(JR東日本)および努力賞を受賞、12月20日にJR貨物賞の授与式が本校で行われました。
また、授与式の後、JR貨物様のご厚意により特別に新座貨物ターミナル駅を見学させていただきました。

<2023年1月31日追記>
2023年1月26日には、同時に受賞した「鉄道開業150年賞(JR東日本)」の授与式が東京・JR立川駅「駅たびコンシェルジュ」で執り行われました。
受賞作品の鉄道模型は、2月2日まで「駅たびコンシェルジュ」内に展示され、その後は、2月7日午後~4月10日までJR貨物本社に展示される予定です。

JR貨物賞授与式と新座貨物ターミナル駅見学

日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)代表取締役社長の犬飼新氏と部長の塚田揮心さん(高3)
授与式には、日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)代表取締役社長の犬飼新氏をはじめJR貨物の社員の方々や全国高等学校鉄道模型コンテスト実行委員会理事長・廣澤廣氏など事務局の皆さん、鉄道研究会の中高生が参加しました。

受賞作品「自然と共存する工場 ~欠かせない存在~」は、JR青梅線の奥多摩駅とその周辺の工場をイメージしたもので、石灰石を鉄道貨物で輸送していた1990年代の様子を再現しています。生徒たちは奥多摩での現地調査のほか、インターネットやSNSを駆使して当時の様子がわかる写真を探し出したうえで、細部にまでこだわったパーツを作り、7~8カ月かけて完成させていきました。
今回、その着眼点や再現性の高さが評価されての受賞となりました。

作品写真や生徒たちが制作した動画、コンテストでのプレゼンの様子は、「鉄コンアプリ」でご覧いただけます。
新座貨物ターミナル駅を俯瞰。無線を聞きながら車両入換の様子を見守った

新座貨物ターミナル駅見学

授与式のあと、JR貨物様のご厚意により、JR武蔵野線新座駅から続く貨物駅「新座貨物ターミナル駅」を特別に見学させていただきました。

ヘルメットと安全反射ベストを身につけると2班に分かれ見学をスタート。
駅の構内に入らせていただいて3カ月前に納車されたばかりの車両 EF210形式346号機を間近に見たり触ったり、実際に走ってくる貨物列車や武蔵野線の姿を柵に遮られることなく写真に撮ったり、またとない機会に生徒たちは興奮しきり。
また、日本運輸倉庫株式会社様の倉庫の屋上に上がらせていただいた際は、隅田川駅から到着したEF66形式がけん引する貨物列車の入換作業の様子を俯瞰で見ることができました。実際に無線でやりとりしているのを聞きながら、また、そこで話されている内容の解説をしていただきながら見ることができ、生徒たちも真剣に見入っていました。
  • EF66形式が実際に走るところを線路脇から見て湧き上がる部員たち

  • 新座貨物ターミナル駅 駅長 大野哲裕氏からの細部にわたる説明に興味津々

武蔵野線が走るそばで記念撮影
生徒たちからは、「職員の方々の圧倒的なプロ意識に散策中はずっと目を見張っていて、また改めて貨物列車をはじめとする鉄道の面白さを再認識した」「東京と埼玉における貨物駅の役割についていくつも親切に答えていただいたことが一番うれしく、印象に残った」といった感想のほか、鉄道研究会での模型づくりの「どのように連携して期限内にどれだけの質のものを作り上げるのか」という部分と、貨物駅での「安全にコンテナを積み降ろすという『質』と、遅延することなく素早く作業するという『定時性』に共通点を見出し、自分も高校生になったら全国大会に出場したいと意気込みを新たにした中学生もいました。

鉄道開業150年賞(JR東日本賞)の授与式は、1月26日にJR立川駅にて行われ、受賞作品である模型は、1月25日~2月2日までJR立川駅、2月7日午後~4月10日までJR貨物本社に展示される予定です。

  • コンテナ貨物取扱量は日本第6位。見学中も絶えずコンテナが運ばれていた

  • 他の駅からも来ていただくなど、多くの社員の方が、生徒たちの質問攻めにも丁寧に対応してくださいました

鉄道開業150年賞(JR東日本) 授与式

JR立川駅に受賞作品を展示

1月26日、JR立川駅「駅たびコンシェルジュ」において、東日本旅客鉄道株式会社 常務執行役員 最明仁氏や立川駅駅長などの立会いのもと、授与式が行われました。

模型と鉄道研究会の生徒が制作した資料は、2月2日まで、JR立川駅 びゅうプラザ内「駅たびコンシェルジュ」に展示され、2月7日午後~4月10日までJR貨物本社に展示される予定です。
ぜひご覧ください。
  • 写真右の展示資料も鉄道研究会の生徒が制作

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