テニス部 個人戦で約20年ぶりにインターハイ出場~生徒インタビュー

2022/07/19 (TUE)

クラブ活動

5月28日~30日に行われた令和4年度全国総合体育大会埼玉県予選会(個人戦)で、テニス部の松村康太郎さん(高3)がシングルスで第4位、松村さんと寺内大志さん(高2)のペアがダブルスで第3位の成績をおさめ、インターハイ「躍動の青い力 四国総体2022」(令和4年度 全国高等学校総合体育大会)への出場を決めました。
シングルスでは2003年度大会、ダブルスでは2001年度大会以来のインターハイ出場となります。
出場を控えた松村さんと寺内さんにお話をうかがいました。

応援をエネルギーに、創部初のインターハイ優勝をめざす

テニス部 高校3年 松村康太郎さん × 高校2年 寺内大志さん
応援が認められたインターハイ団体予選。部員全員で
インターハイ出場を決めた、令和4年度全国総合体育大会埼玉県予選会で。左から松村さん、寺内さん

コミュニケーションを重ね、つかんだ勝利

松村:シングルスでの全国大会出場は、小学生のとき以来6年ぶりで、嬉しいのはもちろんですが、まずはひと安心という気持ちです。ダブルスは、関東大会県予選で負けてしまったときの自分の弱さを克服して、強豪ペアに勝つことができ満足しています。中学2年のときからペアを組んでいる寺内さんと一緒に勝てたことも嬉しかったです。

寺内:今年は松村さんとのペアで出られる最後の年なので、一緒に全国に行きたいという気持ちでがんばってきました。シングルスや団体戦で勝てなかったことは残念ですが、松村さんと共に全国大会出場という目標が達成できて本当に嬉しいです。

松村:中学生のときは、僕があまり話をする方ではなかったので、少しぎくしゃくさせてしまったこともあったのですが、高校生になり、積極的にコミュニケーションをとるようになってからだんだん勝てるようになったと感じています。

寺内:僕が中1のときは少し怖かったです(笑)。松村さんは小学生の全国大会で上位入賞するなど当時からすごく強い選手で、中学でペアを組むと決まったときは、心強いなと思いました。試合中のミスは引きずらず、試合後にしっかり反省して次に生かすように練習を重ねてきました。インターハイ予選では、試合中に2人で話し合うことで立て直し、勝ち進んでいくことができました。

応援してくれた部のみんなのためにも、1試合ごと大切に楽しみたい

松村:インターハイ予選では、団体戦で1日だけ部員の応援が許されたのですが、立教新座の応援はどの学校よりも元気と迫力がありました。ポイントをとるたびにみんな一緒に喜んでくれて、とても心強く、いつも以上の力を引き出してくれました。1、2年は大会がなく、3年のラストチャンスで全国出場が決められて、最高の思い出となりました。

寺内:試合中に応援してくれているみんなの姿を見て感動しました。部員も多く80名ぐらいいるのですが、これだけ団結している応援は立教新座しかなくて、立教新座に入学してよかったなと思いました。3年の先輩方は1、2年生での大会がほとんど中止で、そんな中で2年の僕が試合に出させてもらっているので、団体戦で勝ってみんなで全国に行きたかったと、まだ悔しい気持ちがあります。この悔しさも糧にして、インターハイが始まる8月まで、トレーニングしたり練習量を増やしたりしてしっかり準備して、1試合でも多く勝ち進みたいです。

松村:中高6年間、顧問の先生方はいつも優しく、温かく見守ってくれました。その中で、のびのびと自由に活動させてもらったからこそ結果を出すことができました。今回、先生たちもすごく喜んでくれて、本当によかったなと、少しでも恩返しになったかなと思っています。インターハイに出場できることに満足せず、シングルス、ダブルス共に立教新座初の優勝をめざし、1試合1試合大切に戦ってきます。


(2022年6月取材)
テニス競技個人の部(男子)は、7月31日(日)~8月3日(水)、高知県立春野総合運動公園テニス場で開催を予定しています。

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