他大学進学クラスって?

他大学進学クラス“8組”のリアルを解き明かします。

2026/10/09 (FRI)

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OVERVIEW

立教新座高校の「他大学進学クラス」とは、立教大学への推薦進学ではなく、他大学受験を志望する生徒向けのクラスで、2年8組と3年8組がそれにあたります。8組の生徒は、学校行事や部活動などの高校生活を一般クラスと同じように全力で楽しみながら、受験に特化した授業環境と切磋琢磨できる仲間とともに他大学進学を目指しています。
今回は、そんな8組の仕組みや特徴、学校生活のリアルを解き明かしていきます。

01 クラスの概要と選考

いつから?

2年生の1学期から卒業まで
※2・3年次のクラス替えはありません

選考方法は?

1年次の2学期に説明を受け、志望を提出。
この時点で立教大学への推薦権を放棄します。

何人くらい?

1クラス 約40名[2026年度 2年生 38名、3年生 30名]

学年全体での割合

学年全体(2026年度 3年生324名)のうち、約1割(30名・9.3%) の生徒が8組で学んでいます。
※希望多数の場合は1年次の成績等で選考

02 一般クラスとの違い

ここは一緒!

• 1日のコマ数(授業時間)
• 文化祭や体育祭などの「学校行事」
• 部活動への参加
• 欠席の扱いや成績のつけ方 など

ここが違う!

• 国語、数学、英語の授業
受験を意識した内容や教科書を使用。
学年、科目によってテスト内容も異なります。
• 立教大学への推薦権
他大学進学クラス所属となった時点で、立教大学への推薦権を放棄。
「やっぱり立教大学へ進学したい」となった場合、3年次の11月時点で推薦基準を満たしていれば、立教大学への推薦進学に切り替えることが可能。その場合の内部推薦基準は、他クラスの生徒と同じです。

03 気になる疑問

Q.「学校推薦型選抜(指定校推薦)」は使えますか?

もちろん使えます!

毎年約70の大学から推薦枠が届き、条件に合えば応募可能です。ただ、8組の生徒は「一般入試で自分の力を試したい!」という人が多いため、実際に利用する人はごくわずかです(2025年度:2名/2026年度:0名)。

Q. 共通テストは全員受けないといけないの?

受けるかどうかは自由です。

「学校の合格実績のためにとりあえず全員受けて」といったことはありません。自分が受ける大学の入試スタイルに合わせて、必要な人だけが受験します。
Teacher VOICE
文化祭も、受験も、自分らしく。全員が主役の進路探し。
このクラスは行事にも全力で、個性が光る生徒ばかり。高2の文化祭ではクラスで出展し、一体感と成長を見せてくれました。
現代社会が複雑化する中、大学合格はゴールではなく「どう生きていくか」を考える通過点です。だからこそ規則正しい生活と覚悟を持って挑む大切さを伝えています。
他大学進学クラスは設立以来、担任や授業担当者・進路担当など、さまざまな教職員が思いを紡いできました。立教大推薦へ切り替える仲間も含め、生徒それぞれ自分らしい進路を掴み取れるよう、僕たち教員も全力でサポートします!

2026年度3年8組担任 加藤 天

データで見る他大学進学クラス

データを通して「他大学進学クラスで過ごす高校生活」のイメージを掴んでいきましょう。

※回答数:62人(対象:他大学進学クラス 2026年度2・3年生 68人/回答率91.2%)

Q1.入学はどの学校からですか?(立教小、中、高)

高校から入学した生徒と、立教新座中学校から進学した生徒が、ほぼ半数ずつを占めています。入学のタイミングは異なっても、現在は同じ他大学進学クラスの仲間として、ともにそれぞれの進路を目指しています。

Q2.他大学への進学を意識しはじめた時期はいつ頃?

最も多かったのは、「高校1年生の1学期」から進路について考え始めたという回答でした。高校生活のスタートとともに将来を見据え、自分に合った進路を考え始める生徒が多いようです。

Q3.志望する学部分野は? 文系? 理系?

文系・理系の割合は、理系がやや多いという結果に。立教大学にはない学問分野や自分が学びたい分野に強い大学へ進学したいなど、それぞれが自分の興味や目標に合わせて、選択しています。

Q4.他大学進学を志望した理由はなんですか?

学びたい分野や将来の目標を見据え、それぞれが自分に合った進路を選んでいます。
「大学で何を学びたいか」を大切にしながら、自ら考え、未来への一歩を踏み出しています。

Q5.塾や予備校に通っていますか?

多くの生徒が、塾や予備校を活用しながら進路実現を目指しています。
学校での学びを大切にしつつ、自分に合った方法を取り入れ、目標に向かって主体的に学習に取り組んでいます。

Q6.部活動に所属していますか?

半数以上の生徒が部活動にも積極的に取り組み、充実した学校生活を送っています。仲間と目標に向かって挑戦する経験を通して、学びだけでは得られない力や人とのつながりを育んでいます。

他大学クラスってどんなクラス?

~在校生の本音で知る、クラスのリアルな雰囲気~

実は30年以上の歴史! 「8組」のルーツを紐解く!

8組(他大学進学クラス)の始まりは、立教高校時代の1995年度。「他大学受験希望者の増加に伴う環境づくり」「生徒の知的好奇心の向上が学校全体のレベルアップにつながるように」という思いから設置されました。当時、1学年の生徒数は約480人。1年生は1クラス50人弱で10クラス、2・3年生はそこに他大学進学クラスである「11組」が加わる形でスタートしました。2000年度に中学校が開校して1学年の定員が約320人、8クラス制となって以降、他大学進学クラスは8組として続いています。100名以上が他大学を目指して2クラス編成となった年もありました(2007年度 高2学年)。時代が変わっても、「自分の夢に挑む生徒を応援する」という思いは、今も変わりません。

時間割例【3年生】

2、3年ともに国語、数学、英語は他クラスと難易度、進度すべて異なり、受験を目標とした講義形式となります。

高校3年生 理系志望の生徒の場合

  月 火 水 木 金 土
1時間目
8:40~9:30
物理 卒論対応
講座
(入試過去
問題研究)
数IIIβ 物理 数IIIβ 英コミIII※1
2時間目
9:40~10:30
化学
自  由  選  択  科  目
3時間目
10:45~11:35
英コミIII※1 体育※2 文学国語 HR 論理・表現III 古典探究
4時間目
11:45~12:35
論理・表現III 文学国語 英コミIII※1 化学 古典探究
5時間目
13:20~14:10
古典探究 化学 化学 文学国語 体育※2 —
6時間目
14:20~15:10
— 英コミIII 数学C 数学C —
放課後 — サッカー部の活動に約2時間(~17:45)本気で取り組みます。

  理社7科目から1科目選択
  文系・理系を選択

※1 英コミIII:英語コミュニケーションIII
※2 体育:10種目から好きなものを選択。他クラスの生徒と共にうけるのでよい気分転換に。
STUDENT VOICE
立教新座の恵まれた環境で部活に全力を注ぎつつ、高校受験で第一志望が不合格だった悔しさから、もう一度受験で勝負したい、そして、大学では昔から好きだった生物分野を学び「新種発見」の研究に取り組みたいという夢に向けて他大学進学クラスを選択しました。
普段、サッカー部の活動で忙しく、勉強時間の確保が難しい自分にとって、授業自体が濃密な受験対策となっていたり、休み時間なども気兼ねなく勉強に打ち込めたり、8組の環境はとてもありがたいです。その上で、帰宅してから深夜まで猛勉強をしています。
田井圭吾さん[高3]

生徒の一日

高3 鈴木さんの場合

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    部活動と受験勉強を両立するため、朝の自習から夜の塾まで時間を有効活用。限られた時間の中で毎日コツコツと努力を積み重ねています。

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    6:00 

    起床・登校準備
    朝は6時に起床。
    7時頃に家を出発します。

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    7:45

    朝自習・授業
    授業開始までの45分間、学校で自習。
    授業には集中します。

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    15:30

    部活動
    放課後は陸上競技部で19時頃まで練習に励みます。

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    19:45~23:00

    塾・自習
    塾で21:45まで学習し、その後も23時まで自習。

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    24:00

    就寝
    帰宅後は勉強をせず、入浴を済ませて24時頃に就寝します。

STUDENT VOICE
文武両道を貫き、ロボット開発で社会貢献へ。 小学校から続けてきた陸上競技を高いレベルで続けたいという思いから、強豪である立教新座中学校を志望。充実した設備にも魅力を感じました。高校3年生まで部活動に力を入れたかったため、受験情報の不足を補い、仲間と刺激し合いながら学べる環境を求めて他大学進学クラスへ。少人数ならではの家族のような一体感があり、互いに高め合えることがこのクラスの大きな魅力です。
現在は、陸上競技に取り組む中で興味を持ったロボット工学に強い大学を第一志望群とし、「何があっても基礎を徹底する」という信念を胸に、日々努力を積み重ねています。
鈴木智也さん[高3]
〔写真:3年6月のクラス対抗ドッジボール大会。8組は第2位に!〕

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