2020/05/08 (FRI)

卒業生が語る立教新座で培ったMY SPIRIT~OBインタビュー~小川嶺さん

スキマバイトアプリ『タイミー』を運営する株式会社タイミーを立教大学経営学部在学中に立ち上げ、経営者として約150名の従業員を率いる小川嶺さん。会社経営の第一歩は、立教新座高校で学友会※会長を務めた経験から。
起業から約1年半。海外進出も視野にさらなる成長を目指す小川さんにうかがいました。

※学友会とは、立教新座高等学校のクラブ活動、委員会活動など、生徒たちの日常的な課外活動と年間行事を組織的にまとめたもので、いわゆる「生徒会」と呼ばれる自治組織です。

将来は日本を代表する経営者に

小川 嶺さん(2015年度卒業生)
株式会社タイミー代表、立教大学経営学部4年

経営者としての原点は行事を運営した学友会活動

大学2年次に起業し、株式会社タイミーの代表としてビジネスに携わっています。主な事業内容は、空いた時間にアルバイトに応募し、すぐに働くことのできる「スキマバイト」のマッチングサービスです。TVCMを観たことがある方も多いのではないでしょうか。現在は飲食業界やイベント業界を中心に、関東・東海・関西・九州エリアで事業を展開しています。自分自身がアルバイトを経験したときに感じた「面接や給与の受け取りに発生する手間を無くしたい」という思いからこのサービスの運用を思いつきましたが、経営者を目指した原点は高校時代の学友会活動でした。

高校2年次に学友会会長に就任し、体育祭を一から作り上げたり、文化祭の企画を立案したりと、さまざまな行事の運営を経験しました。中でも文化祭では、地域の方々にもっと来場してもらえるよう、積極的に新しいことに取り組みました。催し物の一つとして、スーパーや保育園と協力した「縁日ストリート」の開催を決め、チラシを例年以上に配布したり、文化祭当日は景品を付けたビンゴ大会も行ったりしました。その結果、2日間の来場者数は1.5倍に増加。周囲の人を巻き込みながら、自分の考えを発信することの楽しさを実感しました。この経験が土台となり、今度は社会をより良くすることに挑戦したいと思うきっかけになりました。

集団を率いる学友会会長の経験は現在の社長業に通じている

学友会活動では常に「何のために・どのようにして割り当てられた予算を使うのか」の議論を行っていました。副会長や会計担当のメンバーと協力して、学友会の進むべき方向を考えるということは、会社においても同じです。学友会の副会長は副社長、会計担当は経理に置き換えることができます。集団をマネジメントするという経験は、社長になった現在でも生きていますね。

日本を代表する経営者を目指して

2017年の起業から約1年半が経ち、首都圏から始まった事業も4エリアへ拡大し、従業員数も150人と増え続けています。今後は国内規模を広げていくとともに、海外展開も視野に入れています。シンガポールや韓国、香港など、少子高齢化が進む国では日本で支持されているタイミーのノウハウが活用できると考えているからです。そのためにも、日本最年少での株式上場を成し遂げ、日本を代表する経営者になることが現時点での目標です。日本やアジアのビジネスシーンで成果をあげ、世界の舞台で活躍できるよう、今後も努力を続けていきたいと思います。

取材:2020年4月

小川 嶺さんRyo Ogawa

株式会社タイミー代表取締役社長、立教大学経営学部4年

2015年度卒業生
2017年8月、立教大学在学中に株式会社タイミー(Timee, Inc.)を設立。
「2019 30 UNDER 30 JAPAN」(Forbes JAPAN)EL BORDE特別賞受賞。