新型コロナウイルスの感染拡大による影響は、部活動など課外活動にも及びました。
2020年度のインターハイ出場を目指し、チーム一丸となって練習を続けていた高校陸上競技部の、休校期間中から学校再開までの様子をご紹介します。
逆境での経験を今後の生きる糧に
陸上競技部顧問/体育科教諭 香取隆介
コロナ禍で日常生活が制限される中、部活動のあり方も大きく変わらざるを得ませんでした。
陸上競技部では、3月下旬頃まではグループLINEを使って1週間ごとに練習のモデルメニューを提示し、各自の環境に合わせてアレンジしながら取り組んでもらいました。緊急事態宣言が出る前後からは、「命を守る行動が最優先」と強調し、Zoomを活用してミーティングや座学、トレーニングを行いました。
4月26日に、インターハイ中止が決まった時は、部員たちは大きなショックを受けていました。インターハイに出られるのは、全国の運動部員の中でも2%程度。それだけに大きな価値があり、厳しい予選会から緊張感漂う本大会までの経験が、生きる上での大切な教材になるはずでした。しかも5年連続でインターハイに出場しながら、昨年はあと一歩のところで出場を逃していたので、2020年は捲土重来を期すシーズンだったのです。残念でしたが気持ちを切り替え、10月開催予定のインターハイの代替大会や来年以降のインターハイに向けて、チャレンジしていきたいです。
陸上競技部では、3月下旬頃まではグループLINEを使って1週間ごとに練習のモデルメニューを提示し、各自の環境に合わせてアレンジしながら取り組んでもらいました。緊急事態宣言が出る前後からは、「命を守る行動が最優先」と強調し、Zoomを活用してミーティングや座学、トレーニングを行いました。
4月26日に、インターハイ中止が決まった時は、部員たちは大きなショックを受けていました。インターハイに出られるのは、全国の運動部員の中でも2%程度。それだけに大きな価値があり、厳しい予選会から緊張感漂う本大会までの経験が、生きる上での大切な教材になるはずでした。しかも5年連続でインターハイに出場しながら、昨年はあと一歩のところで出場を逃していたので、2020年は捲土重来を期すシーズンだったのです。残念でしたが気持ちを切り替え、10月開催予定のインターハイの代替大会や来年以降のインターハイに向けて、チャレンジしていきたいです。
6月中旬から分散登校のもとで活動が再開し、7月のテスト休み明けからは全部員での活動ができるようになりました。離れている間も、チームの一体感を失わないことや部員のモチベーション維持に苦心してきたので、全部員が揃った光景に感無量でした。コロナ禍のような逆境の中でも起き上がり、前向きに努力し続けることで、これからの彼らの生きる糧にしてほしいと願っています。
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立教新座のクラブ活動
中学は体育部15、文化部10、高校は体育部22、文化部17のクラブがあり、中学生は約95%、高校生は約90%が参加しています。施設、指導環境に恵まれ、素晴らしい成績や研究成果をあげています。競い合い、磨き合った時間は、将来の自分を支えてくれる大切な経験となります。
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