2021/05/26 (WED)

中学生×教員対談~立教新座の学び

基礎的な学力を身に付け、自主性を養う立教新座中学校の3年間。中学校のクラスを受け持つ英語科の岸良一先生と、学年を代表して開沼大和さんに中学の学びについて語り合っていただきました。

学びの意欲と積極性を育てる中学校生活

生徒:開沼 大和さん(中学2年) × 教員:岸 良一先生(英語教諭)

「少しずつでもやってみよう」と思える授業

岸:開沼さんが、立教新座中学校に入学を決めたのはなぜですか。

開沼:入学前から、英語や理科、音楽など多くのことに興味がありました。立教新座中学校は立教大学と一貫校なので、受験のためだけに勉強をするのではなく、自分の好きなことや興味のあることに没頭できるのではないかと考えたからです。実際に入学してみると、想像していた以上にさまざまなことに挑戦できる環境が整っていると感じています。英語は、力を入れて取り組んでいるものの苦手な部分も多い科目です。しかし、ただ聞いているだけの授業ではないのでとても面白いですし、授業が終わった後には質問にも答えてくれるので、「まずはやってみよう」という気持ちになれます。

岸:私自身、生徒の皆さんに「一歩ずつ、0.5歩ずつでもいいから、前に進もう」と思ってもらえる授業になるように心がけているので、開沼さんにそう言ってもらえてとてもうれしいです。授業では、単語の語源やカタカナ語に関する豆知識や雑学を意識的に取り入れるようにして、英語に興味を持ってもらえるように常に意識しています。文章を読んだり、書いたりするだけでは学べないこともたくさんあるので、少しずつ伝えていけたらと考えています。

開沼:岸先生の授業で印象に残っているのは、「apron(エプロン)」という単語についてのお話です。元々は「napron」という単語で、単数形の「a napron」から変化して「an apron」が定着してしまったという説があると聞いて驚きました。自分の生活にも身近なエプロンという言葉にこうした成り立ちがあると知り、他の単語にも興味がわいてきました。英単語も覚えられるし、忘れてしまったときでも思い出すための引き出しが増えました。

岸:この「apron」に関する豆知識は、単語をつなげて読むという意識をつけてもらいたいと、授業では「a napron, anapron, an apron……」と皆で声に出して確認しました。英語を話したり、聞き取ったりすることに苦手意識のある生徒も少なくはないのですが、中学生の英語では“音”を重視しているので実際に声を出す機会を多く設けています。また、1年からネイティブ教員による授業もあり、2年、3年と段階を追ってレベルアップしていきます。中学で「話す」「聞く」ことをくり返し、発音や聞き取りの力を伸ばしていけるのは、立教新座ならではだと思っています。

どんなことでも「挑戦」できる環境がある

岸:開沼さんは、学校生活でもたくさんチャレンジを重ねていますね。クラスでも、分け隔てなくみんなと会話をしている印象です。

開沼:入学してから最初の3カ月間は、新型コロナウイルス感染症の関係で、オンライン形式での授業がほとんどでした。同級生とも顔を合わせたことがなく、不安や寂しい気持ちがありましたが、対面授業が始まってからは積極的にみんなと会話をするように心がけていました。クラスには自分の考えを積極的に発言する友達が多く、とても刺激を受けています。みんなと一緒に学校生活を送る中で、「自分も周りの人のために行動を起こせるようになりたい」「より良い学校にしたい」との思いから、中学の生徒会長に立候補しました。結果は残念ながら落選でしたが、とてもいい経験になりました。

岸:立教新座中学校では、自分たちで考え、行動を起こす生徒が多いと感じています。クラスの仲を深めるためにイベントを企画して提案してくれたこともありましたし、文化祭では、発表する動画の完成度を高めるために、皆が納得するまで何度も話し合いをしている姿を見ました。私たち教員は、生徒たちが何か提案してくれたら、まずは「どうすれば実現できるか」を考えます。生徒を一人の人間として相対したいと考えているので、教員から否定したり強要したりすることはありません。生徒の皆さんが追求すればするほど、可能性が広がる環境は整っていると思います。

開沼:岸先生をはじめ、立教新座の先生方は、どんな意見でもまずは受け止めてくれます。たとえ間違っていたとしても最初から否定せず、自分で間違っていることに気付けるように向き合ってくれます。そうやって先生方が接してくれるおかげで、私も積極的になれました。今後は、より多くの同級生とさらに仲を深めて学校行事にも取り組みたいですし、今一番興味のある作曲にも挑戦してみたいです。

岸:学年が上がることで、今まで以上にチャレンジできることの幅は広がると思います。生徒の皆さんがどんなことにも挑戦できるように私たちもサポートするので、失敗と成功を繰り返しながらたくさんのことに挑んでください! 応援しています。

(2021年3月取材)