2022/02/02 (WED)

復興庁による出張授業を中3理科で実施

復興庁による出張授業「東日本大震災からの復興と風評」を中学3年生の理科で実施、リモートで2クラスずつ、全6クラスの生徒が参加しました。

復興庁の由良英雄統括官より、東日本大震災が発生した直後から現在まで、被災地の様子や人々の生活がどのように変わったか、原発事故による風評、経済や産業の復旧のために国が行っている取り組みについてなど、写真やグラフを用いて説明がありました。

その後、生徒たちは「風評影響をなくすためにできること」「福島の復興に向けてできること」の2つのテーマについて自身の考えをまとめ、代表者が発表。自分たちができることとして、「ふるさと納税」などの寄付や旅行でお金を使うこと、旅行の感想を人に伝えることなどをあげ、国に対しては、SNSやドキュメント番組などで福島の現状を発信するという提案がありました。
中3理科では、中学1年次からの学習の総まとめとしてエネルギーについて学習しています。今年度は教科書など誌面からの情報だけではなく、現場で実際に携わる方の話を聞くことでより身近にエネルギー問題を感じ、思考してもらいたいとのことから今回の授業が実施されました。
東日本大震災当時のことをあまりよく知らない世代である生徒たちにとって、福島をはじめとする被災地の現状や復興のための取り組みを知ることで、これからのエネルギー問題について考えるきっかけとなりました。

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