2023/12/21 (THU)

中学2年生向けキャリア教育プログラム「卒業生講話」

2023年12月13日、中学2年生を対象としたキャリア教育プログラム「卒業生講話」を開催、立教新座高等学校を2013年3月に卒業したOB3人が自身のキャリアについて講話をしました。

当プログラムは、将来の進路についてまだ実感をもちにくい中学2年生の時期に多様な生き方をしている先輩方の話を聞くことで、自身のキャリアについて考えるきっかけとしてほしいと、当学年独自のプログラムとして開催されました。

立教新座高等学校の卒業生3人が一人ずつ中高時代にどのようにすごしていたか、進路選択について、現在の仕事内容についてなど講話をし、その後、生徒からの質問に答えました。
三人三様の具体的なお話に、生徒たちも興味津々に聞き入っており、質問コーナーでも多くの手が挙がりました。
梅原 碩さん/株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
梅原さんは、立教小学校から立教新座中学校、高等学校を経て、立教大学経営学部に進学。経営に携わる仕事がしたいと金融機関に就職し、現在は、経営企画部ブランド戦略グループでスポーツ協賛などを担当されています。
中高と野球に打ち込んでいたこと、大学生活や就職活動のこと、そして、現在の仕事内容のことをお話しいただきました。
菊地 虹さん/画家・立教大学大学院文学研究科教育学専攻博士課程後期課程
画家として活躍しながら、教育学の研究者としての一面も持つ菊地さんは、高校卒業後、一度は立教大学文学部に進学したものの「自分の人生の主人公でいたい」と画家になることを決意して中退、東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻へ入学しました。
油絵に出合った高校時代は、「遅刻してばかりの問題児だった」と自身を紹介されました。
白樫 遼也さん/株式会社エイジェックスポーツマネジメント
立教大学コミュニティ福祉学部卒業後、介護職や企業のスポーツチームスタッフを経て、現在は、スポーツのマネジメントを行う会社に所属されている白樫さん。人の未来をつくる仕事にやりがいを感じているとお話しいただきました。
プロ野球球団のプロテストを受け一次審査を通過したエピソードなど、さまざまな経験を語ってくださいました。
質疑応答の時間では、「野球をやっていていいことはありましたか?」という野球部の生徒からの質問には、中高大と野球を続けていた梅原さんと白樫さんから「当時はきついと感じることもあったけど、苦楽を共にしてきた仲間は一生の財産。野球部で培った考え方や価値観は、今の仕事においても大いに役立っている」(梅原さん)、「目標を立て、その目標に向けてやり遂げる力や、どうすれば目標を達成できるか考える力がついた」(白樫さん)と回答。東京藝術大学を受験し直した菊地さんへの「受験するにあたって勉強方法は変えましたか?」という質問には、「芸術にはお手本はない。自分の得意なところ、能力を生かす方法を考えて伸ばしていく方法を考えた」との回答がありました。

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