アメリカ・サマーキャンプで知った
「世界のリアル」
~生徒インタビュー~
2026/10/27 (TUE)
BE A GLOBAL LEADER
OVERVIEW
立教新座中学校では、異文化理解や語学力の向上、そして自立心の育成を目的として3年生を対象とした「アメリカ・サマーキャンプ」を実施しています。
現地でのアクティビティや現地の中高生との生活を通して、生徒たちはどのような発見をし、どのような成長を遂げたのでしょうか。
今回は、サマーキャンプに参加した生徒2名に、参加のきっかけや現地での出来事、そして帰国後の自身の変化についてお話を伺いました。
宮越 歩さん(中学3年生)/ 齊藤有由人さん(中学3年生)
| 日程 | 2026年8月1日〜 8月12日 |
|---|---|
| 実施場所 | アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ近郊 キャンプ・スティーブンス |
| 対象 | 中学3年生 |
文化や言語、生まれ育った環境を超えて出会った仲間たち
宮越:中1の時に、サッカー部の先輩からこのサマーキャンプの話を聞いて、中学3年生という早い時期に海外へ行き、現地の同年代の子たちと英語でコミュニケーションを取るという機会は「自分にとってすごく貴重で大切な経験になる」と思い、そのときから「自分も絶対に行きたい」と心に決めていました。
僕にとってアメリカは「世界の中心」というイメージがあります。そこで暮らす同年代の子たちは僕たちと違う価値観があるのか興味がありました。どういうことが好きなのか、どんなことを考えているのか、違いを知りたいと思っていました。
齊藤:僕も現地の人たちとすごす時間が長く、しっかりと交流できること、そして学校の友人たちと一緒に参加できることに魅力を感じて参加を決めました。
それと、これまで習ってきた英語が実際に通用するのか試してみたい、自分の英語力が現地の方にどこまで届くのかを知りたいという気持ちが大きくて、それがすごく楽しみでした。
現地の子たちは体は大きいし、大人っぽい雰囲気なこともあって、最初は声をかけるのもすごく緊張しました。でも、キャンプカウンセラーの方が各グループ3人程度ついてくれて、その人たちが中心となって自己紹介をしたり、ゲームをしたり、きっかけを作ってくれたこともあって、すぐに打ち解けることができました。
僕にとってアメリカは「世界の中心」というイメージがあります。そこで暮らす同年代の子たちは僕たちと違う価値観があるのか興味がありました。どういうことが好きなのか、どんなことを考えているのか、違いを知りたいと思っていました。
齊藤:僕も現地の人たちとすごす時間が長く、しっかりと交流できること、そして学校の友人たちと一緒に参加できることに魅力を感じて参加を決めました。
それと、これまで習ってきた英語が実際に通用するのか試してみたい、自分の英語力が現地の方にどこまで届くのかを知りたいという気持ちが大きくて、それがすごく楽しみでした。
現地の子たちは体は大きいし、大人っぽい雰囲気なこともあって、最初は声をかけるのもすごく緊張しました。でも、キャンプカウンセラーの方が各グループ3人程度ついてくれて、その人たちが中心となって自己紹介をしたり、ゲームをしたり、きっかけを作ってくれたこともあって、すぐに打ち解けることができました。
宮越:サッカーやバスケットボールなど共通の趣味やスポーツを通して一気に距離が縮まりました。相手から優しく話しかけてくれることも多く、その姿を見て、自分から積極的に関わりに行く姿勢の大切さを学びました。
齊藤:みんなで、プールの飛び込み台から飛びながら、『呪術廻戦』や『ドラゴンボール』の名シーンを再現しあったのは最高に楽しかったです。言葉の壁を怖がっていたけれど、共通の話題があれば一瞬で打ち解けられるんだと実感しました。
齊藤:みんなで、プールの飛び込み台から飛びながら、『呪術廻戦』や『ドラゴンボール』の名シーンを再現しあったのは最高に楽しかったです。言葉の壁を怖がっていたけれど、共通の話題があれば一瞬で打ち解けられるんだと実感しました。
周囲の眼差しと発言の姿勢——現地で知った「リスペクト」のかたち
齊藤:現地で一番カルチャーショックを受けたのは、みんなの圧倒的な「積極性」でした。日本だと授業や会話で発言するとき、確信がないと躊躇してしまうことが多いと思います。間違ったことは発言しちゃいけないような。でも、現地の子たちは「自分はこう思う」という意見をどんどん発言していました。
宮越:しかも、周りもそれを絶対にバカにしたり否定したりせず、ちゃんと受け止めてくれましたよね。
齊藤:そうなんです。確信が持てなくてもまず発言していいんだということ、そしてそれを尊重し合う周囲の空気感が大切だと実感しました。
また、学校で習う英語は文法通りの表現が多いけれど、現地の同年代が使うカジュアルな英語に触れて、上手な文法よりも「相手の輪の中に飛び込んでいく度胸と積極性」こそが大切なのだと気づかされました。
宮越:僕が感じたのは、多種多様なルーツを持つ人々が当たり前に共生しているからこその「配慮」でした。ドイツやメキシコなど、いろいろな背景を持つ人が集まっているから、何気ない発言一つをとっても「誰かを傷つけないか」「差別的にならないか」という意識が、ルールとしてみんなの中に根付いているんです。異文化の中に飛び込んだからこそ、自分とは異なる背景や価値観を持つ相手を「リスペクトすることの大切さ」を深く感じ、帰国後も気をつけるようになりました。
宮越:しかも、周りもそれを絶対にバカにしたり否定したりせず、ちゃんと受け止めてくれましたよね。
齊藤:そうなんです。確信が持てなくてもまず発言していいんだということ、そしてそれを尊重し合う周囲の空気感が大切だと実感しました。
また、学校で習う英語は文法通りの表現が多いけれど、現地の同年代が使うカジュアルな英語に触れて、上手な文法よりも「相手の輪の中に飛び込んでいく度胸と積極性」こそが大切なのだと気づかされました。
宮越:僕が感じたのは、多種多様なルーツを持つ人々が当たり前に共生しているからこその「配慮」でした。ドイツやメキシコなど、いろいろな背景を持つ人が集まっているから、何気ない発言一つをとっても「誰かを傷つけないか」「差別的にならないか」という意識が、ルールとしてみんなの中に根付いているんです。異文化の中に飛び込んだからこそ、自分とは異なる背景や価値観を持つ相手を「リスペクトすることの大切さ」を深く感じ、帰国後も気をつけるようになりました。
五感で掴んだ手応え——現地に行ったからこそ得られた感動
宮越:もう一つ印象に残っていることは、日本とは全く違って空気がカラカラに乾燥していたことです。そのおかげで夏でもそれほど暑くはなく、夜もぐっすり寝られました。
齊藤:キャンプ中は壁が2方向しかないキャビンで寝るのですが、僕は到着してからそれを知ったので衝撃を受けました。でも、毎日ハイキングで長距離を歩いたり、アクティビティで動き回ったり体力を使うので問題なく眠れました。一日は、シートを敷いただけの場所でオーバーナイトをするのですが、その日も問題なくぐっすりと。でも朝起きて「ここはどこ?!」ってなりました(笑)。
齊藤:キャンプ中は壁が2方向しかないキャビンで寝るのですが、僕は到着してからそれを知ったので衝撃を受けました。でも、毎日ハイキングで長距離を歩いたり、アクティビティで動き回ったり体力を使うので問題なく眠れました。一日は、シートを敷いただけの場所でオーバーナイトをするのですが、その日も問題なくぐっすりと。でも朝起きて「ここはどこ?!」ってなりました(笑)。
宮越:僕も齊藤くんも運動部なので体力もあるほうだと思うのですが、それでも体調管理は大切だと実感しました。乾燥がひどいので、唇が割れたり鼻血が出たり、その点は苦労しました。これから参加する人たちには、リップクリームなどの乾燥対策と虫除け、強めの懐中電灯を用意することをおすすめします。
食べ物は、毎日ハンバーガーやタコス、マカロニチーズなど高カロリーなものがたくさん出てくるのには驚きましたが、美味しかったので難なく食べていました。
キャンプ後に訪れたロサンゼルスでは、一転して大都市のエネルギーを感じました。特にハリウッドは想像以上にスケールが大きくて、観光客であふれ返る街全体がとにかくエネルギッシュ! テレビや写真で見ているだけでは分からない、これぞアメリカの大都市という圧倒的なパワーと迫力を肌で感じました。Hollywood Walk of Fameで有名人の名前が刻まれた星のプレートを見歩くのもすごく楽しかったです。街の人たちも温かく、知らない人同士でも「良い一日を」と声を掛け合ったり、お店でも気さくに挨拶を交わす文化が日常に溶け込んでいました。
齊藤:本場ドジャースタジアムでのメジャーリーグ観戦も、現地に足を運んだからこそ体感できた圧倒的な大迫力でした。球場全体を巻き込むウェーブの一体感や観客の熱気、そして選手の放つ規格外のパワーには思わず鳥肌が立ち、大観衆を一瞬で熱狂させ、見知らぬ人々に深い感動と笑顔をもたらす選手の姿に、心底魅了されました。
僕は小学生の頃にWBCを観たことがきっかけで、「中学からは野球をやってみたい」と思って野球部に入部した背景があります。高校でも続けるつもりですが、あの本場の熱気を肌で感じたことで、野球への情熱が俄然湧き上がってきました。ちなみに、今回のキャンプでは洗濯は毎日自分で手洗いしていたんです。その大変さを身をもって知ると同時に、いつも部の練習着を手洗いしてくれていた親への感謝も深まり、「高校生になったら自分で洗おう」と、密かに決意しています。
食べ物は、毎日ハンバーガーやタコス、マカロニチーズなど高カロリーなものがたくさん出てくるのには驚きましたが、美味しかったので難なく食べていました。
キャンプ後に訪れたロサンゼルスでは、一転して大都市のエネルギーを感じました。特にハリウッドは想像以上にスケールが大きくて、観光客であふれ返る街全体がとにかくエネルギッシュ! テレビや写真で見ているだけでは分からない、これぞアメリカの大都市という圧倒的なパワーと迫力を肌で感じました。Hollywood Walk of Fameで有名人の名前が刻まれた星のプレートを見歩くのもすごく楽しかったです。街の人たちも温かく、知らない人同士でも「良い一日を」と声を掛け合ったり、お店でも気さくに挨拶を交わす文化が日常に溶け込んでいました。
齊藤:本場ドジャースタジアムでのメジャーリーグ観戦も、現地に足を運んだからこそ体感できた圧倒的な大迫力でした。球場全体を巻き込むウェーブの一体感や観客の熱気、そして選手の放つ規格外のパワーには思わず鳥肌が立ち、大観衆を一瞬で熱狂させ、見知らぬ人々に深い感動と笑顔をもたらす選手の姿に、心底魅了されました。
僕は小学生の頃にWBCを観たことがきっかけで、「中学からは野球をやってみたい」と思って野球部に入部した背景があります。高校でも続けるつもりですが、あの本場の熱気を肌で感じたことで、野球への情熱が俄然湧き上がってきました。ちなみに、今回のキャンプでは洗濯は毎日自分で手洗いしていたんです。その大変さを身をもって知ると同時に、いつも部の練習着を手洗いしてくれていた親への感謝も深まり、「高校生になったら自分で洗おう」と、密かに決意しています。
異文化体験がくれた成長と、未来への新たな一歩
宮越:アメリカで「挨拶や感謝を伝えることの温かさ」を知って、日本に帰ってきてからの自分の行動が変わりました。前までは少し恥ずかしかったけれど、今ではお店で自然と「こんにちは」「ありがとうございます」と声をかけられるようになりました。小さなことですが、コミュニケーションの根幹となる大切な部分が成長できたと感じています。
齊藤:僕もお店の人や周りの人へのリスペクトをより意識するようになりました。そして何より、あのドジャースタジアムでの体験を通じて「自分も将来、身近な人はもちろん、見知らぬ誰かを感動させたり喜ばせたりできる人間になりたい」という大きな目標が見つかりました。
齊藤:僕もお店の人や周りの人へのリスペクトをより意識するようになりました。そして何より、あのドジャースタジアムでの体験を通じて「自分も将来、身近な人はもちろん、見知らぬ誰かを感動させたり喜ばせたりできる人間になりたい」という大きな目標が見つかりました。
宮越:10代前半という早い時期に、まったくルーツの異なる現地の同世代の子たちと、直接言葉を交わして多様な価値観に触れられたことは、何物にも代えがたい財産です。この経験で得た広い視野と度胸を糧に、これからの高校生活でもさらに自分の世界を広げていきたいです。
(2026年9月取材)
(2026年9月取材)
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