立教新座中学校・高等学校

会社の風通しのよさと自由度の高さはとても働きやすいのですが、一方で結果を求められる厳しさもあります。未経験から転職したので、最初の半年間は自分の力が全然足りないと感じ、がむしゃらに取り組むしかありませんでした。特に学生時代から苦手だった英語には苦労しました。職場でのコミュニケーションのほか、海外企業との取引では、英語ができなければメールのやり取りすらできません。それでも、「英語が苦手だから」と諦めるのではなく、必死で勉強しました。英語に限らず、学ぶべきことはたくさんあります。現状に満足してはそこで止まってしまうので、日々進化が必要ですね。

「やるしかない」と自分に言い聞かせながら、必死にやってこられているのは、立教時代のサッカー部で培った反骨精神のおかげです。幼稚園の頃からサッカーを始め、立教小、中、高とサッカーの思い出しかないぐらい熱中していました。しかし、高校3年間のうち1年半は、怪我と復帰を繰り返す日々。試合に出るどころか練習すら満足にできない時期は本当に悔しい思いをしました。周りが活躍する中で、自分が何もできないことに歯がゆさを感じて。でも、「絶対にもう一度試合に出る」と心に決めて筋トレやリハビリに励みました。3年次に怪我から復帰し、レギュラーとして出場した県大会のことは忘れられません。目標が叶ったことに感動し、試合後は思わず涙が出てしまいました。残念ながら強豪校に破れてしまいましたが、自分たちが持てる力を120％発揮できたので、悔いはありません。