吹奏楽に没頭した高校時代。
大学でも吹奏楽団で音楽に向き合う日々

卒業生が語る立教新座で培ったMY SPIRIT~OBインタビュー~森厚太朗さん

2023/05/31 (WED)

卒業生インタビュー

OVERVIEW

立教新座高校では吹奏楽部に所属し、創部以降初の「東日本学校吹奏楽大会」出場を果たした森厚太朗さん。現在は立教大学法学部で学ぶ傍ら、引き続き吹奏楽に力を注いでいるそうです。高校時代の思い出や大学生活について森さんに伺いました。

森厚太朗さん(2021年度卒業生)/ 立教大学法学部2年次

仲間を信頼し、頼ることの大切さを学んだ

高校では吹奏楽部の活動に没頭しました。特に高3の時のコンクールとそれに向けた練習は忘れられない思い出です。
高1の時は目標とする「東日本学校吹奏楽大会」出場にあと一歩及ばず、翌年はコロナの影響でコンクール自体が中止となりました。そうした経緯があったため、最終学年となったその年のコンクールへの思いは強く、並々ならぬものがありました。

まず最初に、東日本大会出場という大きな目標に挑むためには何が必要かを話し合いました。顧問の先生からは「生徒が主体的に取り組んでいくことが必要なのではないか」とアドバイスをいただき、先生やコーチに頼るだけではなく部員たちが中心となって練習を進めていくこととなりました。
その中で私は、みんなにも自分と同じ熱量で取り組んでほしいという思いから、つい強く言ってしまって、うまく回っていませんでした。それを見かねた顧問の先生から助言をいただいて、「仲間を信頼し、任せよう」と気持ちを切り替えたところ、だんだんと部の雰囲気もよくなり演奏にも成果が現れていきました。
その結果、目標の東日本大会出場を達成できた上に、金賞を受賞することができました。自分はもちろん人にはそれぞれ異なる長所があり、補い合うことでより良い成果を生み出せるのだと身をもって学びました。

高3の自由選択科目で履修したリーダーシップの授業「リーダーシップ入門 自己&他者理解」でも、各々が、自分の持つリーダーシップを発揮することが、チームの目標を達成するために大切だと学んだのですが、部での経験が、より一層、学びを深めてくれました。
コンクール前の練習でティンパニを演奏する森さん

学業と課外活動に精一杯打ち込む、充実した大学生活

吹奏楽部で担当するパーカッションを始めたのは小学生のころ。中学では、全国大会に出場した経験もあり、高校進学の際は吹奏楽の強豪校への進学も考えていました。でも、吹奏楽だけではなく、さまざまなことに挑戦して視野を広げ、将来進む道の選択肢を広げたいと思い、立教新座を志望しました。

現在は立教大学法学部に在籍し、特に労働法に高い関心を持って学んでいます。高校の現代社会の授業で、法律は自分たちの生活に身近に関わっていると知ったことが、法学部に進んだきっかけです。

大学でも吹奏楽は続けており、「庶民吹奏楽団」という大学の公認サークルと学外の吹奏楽団に所属しています。学内のサークルでは、「音楽を楽しむ」ことをモットーに定期演奏会や地域の音楽祭などで演奏。学外の団体では多様な年代の方と共にコンクールにも出場するなど、かなり力を入れて活動しています。
吹奏楽以外にも新たな活動に挑戦したいと、スキューバダイビングのサークルに入会しました。長期休暇の度に沖縄などの南国に行き、ダイビングを楽しんでいます。水族館でしか見たことがなかった景色を間近で見ることができ、感動しました。学業と課外活動に精一杯打ち込める大学生活は、とても充実しています。

大学卒業後は公務員になることが目標で、現在学んでいる憲法、民法、刑法といったさまざまな法律に関する知見を生かしたいと考えています。一方で、音楽活動も続けたいと思っています。高校の時から興味を持っている警察音楽隊への入隊も希望のひとつとしており、何らかの形で音楽に関わることができれば嬉しいです。

立教新座の仲間との強い一体感

私たちの年代は、コロナ禍の影響で文化祭などの行事が中止になることが多かったのですが、そんな状況でも立教新座の仲間とは強い一体感があったように感じます。彼らと共に過ごした日々は今でも忘れられない思い出です。

(2023年4月取材)

森 厚太朗さんKotaro Mori

立教大学法学部法学科2年次

2021年度卒業生
2022年4月 立教大学法学部法学科入学

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