観測部生徒が参加する「中高生宇宙線探究活動『探Q』」の活動が、北海道大学の学術誌に掲載
2021/09/07 (TUE)
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観測部に所属する高校2年生の須﨑渓介さんが参加している「中高生宇宙線探究活動『探Q』」でのオンライン研究サポートについて、参加する中高生と大学生メンターらによる座談会の記事が、北海道大学の学術誌『科学技術コミュニケーション第29号(2021)』に掲載されました。
他メンバーの研究成果が良い刺激となり、自身の研究も進化
須﨑さんは、高校1年生の秋に「探Q」が主催する宇宙線観測ワークショップに参加したことをきっかけに「探Q」のメンバーとなり、「宇宙線の検出回数が遮蔽するものによってどれだけ変わるのか」をテーマに研究を続けています。
日々の活動内容は、自宅や観測部で実験を行い、結果やそのときに生じた疑問点などはSlackを使って共有。2週間に1度、Zoomを使って大学生メンターとのメンタリングを1時間程度行うほか、同じような研究を行う他校の生徒と情報交換などを行っています。
今回の記事は、活発な中高生主体のオンライン共同研究を構築するための方法を考えるために、メンバーの中高生と大学生メンターが語り合ったもので、全文は北海道大学のサイトで確認できます。
日々の活動内容は、自宅や観測部で実験を行い、結果やそのときに生じた疑問点などはSlackを使って共有。2週間に1度、Zoomを使って大学生メンターとのメンタリングを1時間程度行うほか、同じような研究を行う他校の生徒と情報交換などを行っています。
今回の記事は、活発な中高生主体のオンライン共同研究を構築するための方法を考えるために、メンバーの中高生と大学生メンターが語り合ったもので、全文は北海道大学のサイトで確認できます。
座談会に参加した須﨑さんのコメント
座談会当時、私はまだ「探Q」に参加して間もなかったので、他のメンバーの研究成果を見て圧倒されると同時に憧れを感じました。座談会で紹介されたNotionやSlackの使い方を参考にして、データの置き方を工夫するようになったり、参考資料として図書館に宇宙線の書籍を新しく買ってもらって読んだり、私の研究活動にも良い刺激となりました。また、自分の考えを持って自分の言葉で説明し、自分だけの観点から宇宙線に触れたいなと思うようになりました。
今後も自分が立てた仮説を検証していきますが、当然、ほしい検出結果にすぐにたどり着くことはできないと思います。それでも諦めずに研究を進め、高校在学中にコンテスト等で発表したいと思います。
宇宙の研究と聞くと難しいことのように思えるかもしれません。しかし、「探Q」ではメンターの大学生や他校の生徒とときに協力しながら、自分の研究を自分の手で進めることができます。
興味がある人、ぜひ「探Q」に参加してみませんか。
(2021年9月取材)
今後も自分が立てた仮説を検証していきますが、当然、ほしい検出結果にすぐにたどり着くことはできないと思います。それでも諦めずに研究を進め、高校在学中にコンテスト等で発表したいと思います。
宇宙の研究と聞くと難しいことのように思えるかもしれません。しかし、「探Q」ではメンターの大学生や他校の生徒とときに協力しながら、自分の研究を自分の手で進めることができます。
興味がある人、ぜひ「探Q」に参加してみませんか。
(2021年9月取材)
「中高生宇宙線探究活動『探Q』」とは
宇宙線に興味をもつ中高生の探究を、東北大学を中心とする大学生メンターがサポートする活動。2021年5月現在、国内外21校から78名の中高生が参加し、オンラインでのサポートを受けながら探究活動を行っています。
「中高生宇宙線探究活動『探Q』」サイト
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