立教新座のリーダーシップ教育~生徒インタビュー~
2022/05/23 (MON)
BE A GLOBAL LEADER
立教新座高等学校では「リーダーシップ」を、仲間と目標を共有しながら自ら率先して行動する力と捉え、どうすれば全員が自分の力を発揮できるか、仲間と協力して目標を達成するために必要なことはなにかといった立教のリーダーシップを学ぶためのプログラムを多数実施しています。周囲の人々を巻き込み、目標に向かって共に行動するための「自分なりのリーダーシップ」について、プログラムに参加した植松想さんにうかがいました。
一人ひとりの意見を尊重し、チームの士気を高めるリーダーになりたい
植松 想さん
立教新座高等学校3年
プログラムを通して他の意見を取り入れる重要性を学んだ
所属している吹奏楽部で部長になると決まったとき、自分に務まるだろうかと不安がありました。2021年度は創部以降初めて東日本学校吹奏楽大会に出場し金賞を受賞するなど、良い成績をおさめていたこともあり、先輩たちのようにチームを引っ張っていけるかプレッシャーに感じていたのです。そこで、チームの動かし方を知りたいと部のリーダー向けのリーダーシップ研修会「リーダーズミーティング」に参加することを決めました。
プログラムではまず、3、4人のグループに分かれ、紙だけを使って高さを競うペーパータワーというゲームに取り組みました。ゲームを通して、意見を出し合って作戦を立て、実行に移し、目標を達成するという一連の流れを体験し、チームビルディングの基礎を学ぶものです。2度繰り返して行ったのですが、1回目ではできなかった点について、解決法を話し合い、2回目で上手くいった時は達成感がありました。
作戦をグループで話し合ったときに、自分では思いつかなかったアイデアがたくさん出たり、自分の意見に対してまったく思いつかなかった反応があったり、刺激的でおもしろかったです。目標を達成するには、自分ひとりで考えているだけではダメだと気付けたことも大きな収穫になりました。部活動はさらに大人数になるので、より多様な意見を取り入れることができると思い、チーム運営にも還元しようと動くようになりました。
プログラムではまず、3、4人のグループに分かれ、紙だけを使って高さを競うペーパータワーというゲームに取り組みました。ゲームを通して、意見を出し合って作戦を立て、実行に移し、目標を達成するという一連の流れを体験し、チームビルディングの基礎を学ぶものです。2度繰り返して行ったのですが、1回目ではできなかった点について、解決法を話し合い、2回目で上手くいった時は達成感がありました。
作戦をグループで話し合ったときに、自分では思いつかなかったアイデアがたくさん出たり、自分の意見に対してまったく思いつかなかった反応があったり、刺激的でおもしろかったです。目標を達成するには、自分ひとりで考えているだけではダメだと気付けたことも大きな収穫になりました。部活動はさらに大人数になるので、より多様な意見を取り入れることができると思い、チーム運営にも還元しようと動くようになりました。
みんなが意見を言える環境づくりを実践
研修を経て、リーダーとは、チームの仲間と目標を共有しモチベーションを高めていくその中心にいるというだけで、チーム全員が同じ気持ちで達成感を得られるようにすることが重要だと気付きました。そのためには、部員一人ひとりが活発に意見を出せる環境づくりが必要だと感じ、ミーティングの時間を増やすなどして発言の機会を設けるとともに、どんな意見も否定せず受け止め、肯定するよう意識しました。部員たちの発言数も増え、これまでにない新しい試みに挑戦するきっかけにもなりました。
また、フォローアップ研修では、マンダラート※を使い、それぞれの部活動の目標を整理してグループワークで共有しました。
2021年度は文化部、体育部合同で行われたため、普段あまり話したことがない部のリーダーが集まるため、多彩なリーダー像に触れることができ、視野が広がったと思います。他の部の目標や取り組みを聞いて自分の部に応用できる部分は取り入れ、部内で新たな係を設けるなど環境整備を行いました。その結果、部員の自主性が高まったと感じています。
※マンダラート…曼荼羅模様のようにマス目を作り、そのマス目一つ一つに目標達成のためのアイデアを書き込むことで目標を整理する思考法。
また、フォローアップ研修では、マンダラート※を使い、それぞれの部活動の目標を整理してグループワークで共有しました。
2021年度は文化部、体育部合同で行われたため、普段あまり話したことがない部のリーダーが集まるため、多彩なリーダー像に触れることができ、視野が広がったと思います。他の部の目標や取り組みを聞いて自分の部に応用できる部分は取り入れ、部内で新たな係を設けるなど環境整備を行いました。その結果、部員の自主性が高まったと感じています。
※マンダラート…曼荼羅模様のようにマス目を作り、そのマス目一つ一つに目標達成のためのアイデアを書き込むことで目標を整理する思考法。
自分なりのリーダー像を見つけられた
部長になると決まったときは、「先輩たちのようにできるかな」「先輩たちのようなリーダーにならなくては」という不安が大きかったのですが、プログラムを通して、先輩の真似をするのではなく、自分なりのリーダー像を見つけることができました。私は部のメンバー一人ひとりの特性を生かし、それぞれが力を発揮するとともに、チームが一丸となって全員で取り組めるよう、メンバーの士気を上げていくリーダーになりたいと思っているので、まずは自分自身が率先して動くことを大切に、日々試行錯誤を重ねています。
一つの目標に向かってチーム全体で取り組む経験は、大学や社会に出てからも役に立つ力だと思います。
立教新座は自由だとよく言われますが、それはやりたいことに向かって努力する人が多く、それを周りの人達が尊重していることにあるからだと思います。この「多様性を受け入れる姿勢」は、まさにグローバル時代に求められるリーダーシップ像と重なると感じています。
今後も、部活動以外にもリーダーシップを発揮できる機会があれば積極的にチャレンジしたいです。
(2022年3月取材)
一つの目標に向かってチーム全体で取り組む経験は、大学や社会に出てからも役に立つ力だと思います。
立教新座は自由だとよく言われますが、それはやりたいことに向かって努力する人が多く、それを周りの人達が尊重していることにあるからだと思います。この「多様性を受け入れる姿勢」は、まさにグローバル時代に求められるリーダーシップ像と重なると感じています。
今後も、部活動以外にもリーダーシップを発揮できる機会があれば積極的にチャレンジしたいです。
(2022年3月取材)
植松 想さんSou Uematsu
立教新座高等学校2年
吹奏楽部 2022年度部長
立教新座のリーダーシップ教育
立教新座では、国際的な視野を養う「グローバル教育」と、多様性の中で自身の力を発揮し、仲間と共にチームの目標を達成するために貢献するリーダーシップスキルを学ぶ「リーダーシップ教育」を通じて、世界の人々と「共に生きる力」を備えたグローバルリーダーを育成しています。
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