インタラクティブな授業が可能に—中1英語授業—
2022/02/04 (FRI)
BE A GLOBAL LEADER
2学期から中学1年生全員にiPadが配付され、授業でも積極的に使用しはじめました。
今回は、中学1年生の英語授業を一例として紹介します。
今回は、中学1年生の英語授業を一例として紹介します。
授業が始まると、スクリーンに次々と映し出される英単語。生徒たちは、表示された単語を発音し、声に出して意味を言い当てていき、10分ほどで60単語を覚えました。これまで紙の単語テストを行っていた時間は、iPadとプロジェクターの導入で声に出してアウトプットする時間に。また、1枚ずつ配布されていたプリント類はデータ共有となり、板書していたポイントの整理は共有されたPDFに生徒自身がApple Pencilで書き込むようになりました。
続いては、前の時間に生徒が提出した英作文に、教員が添削したデータをそれぞれに返信。生徒たちは、それを参考にしながら、わからないところはインターネットで検索をするなどして英文を仕上げていきます。
続いては、前の時間に生徒が提出した英作文に、教員が添削したデータをそれぞれに返信。生徒たちは、それを参考にしながら、わからないところはインターネットで検索をするなどして英文を仕上げていきます。
授業の最後はペアになり、お互いの英作文を読んでいるところをiPadで撮影。スクリーンで共有された他のペアの動画もみて、「わかりやすい英文だね」「もう少しジェスチャーがあるといいな」など、よい点と改善点を言いあいました。
教科書に出てくる英文や単語を覚えるだけではなく、自分の伝えたいことを英語でどう表現すればいいかを考える、わからないことは授業時間中に調べる、他の生徒の成果物をみて感じたことを伝える、こうした自発的な学習が英語や学びへの興味につながり、実際に英語の力がついていくことを生徒自身も実感していることでしょう。
教員側も大きな変化が見られます。授業中は、手元のiPadで操作をすればよいので黒板の前にいる必要がありません。生徒の近くを歩きながら話をすることもできますし、その合間にも生徒のiPad画面をのぞき込み、手が止まっていたら声をかけることもできます。また、生徒の解答はロイロノートを使うことでその場での共有が可能に。これまでは、解答用紙を回収、教員がそれをまとめてプリントを作成し次の授業で生徒に共有していました。それが瞬時にできるので、iPadの活用が時間短縮、作業の簡略化を実現したことは間違いありません。
iPadが導入されたことで、英語をアウトプットする時間が増えました。英語が自分の考えを伝えるツールとして身につく授業を目指しています。
教員側も大きな変化が見られます。授業中は、手元のiPadで操作をすればよいので黒板の前にいる必要がありません。生徒の近くを歩きながら話をすることもできますし、その合間にも生徒のiPad画面をのぞき込み、手が止まっていたら声をかけることもできます。また、生徒の解答はロイロノートを使うことでその場での共有が可能に。これまでは、解答用紙を回収、教員がそれをまとめてプリントを作成し次の授業で生徒に共有していました。それが瞬時にできるので、iPadの活用が時間短縮、作業の簡略化を実現したことは間違いありません。
iPadが導入されたことで、英語をアウトプットする時間が増えました。英語が自分の考えを伝えるツールとして身につく授業を目指しています。
学びを深化させるタブレット活用~生徒インタビュー
課題の管理が簡単になり、効率的に学べるように
中学1年生 金子 皓星さん
iPadを使うようになって、数学の数量の授業ではiPadに課題が配信されるようになりました。Apple Pencilで画面上の課題に直接書き込み、先生に提出して確認してもらいます。数学は解き方が何通りもあるので、先生が前のスライドに他の人の解き方を映してくれると、「こんな解き方もあるのか」と勉強になります。
テスト勉強もより深くできるようになりました。プリントは1度書き込んでしまうと、解きなおしが難しいのですが、iPadでは課題自体に書き込まずに済み、何度でも必要なデータを取り出して解きなおしができます。まっさらな状態で何度も問題を解けるので、苦手なところを納得いくまで復習できます。
また、課題データはすべてiPadの中。テスト前に大量のプリントをひっくり返して探す必要がありません。管理の仕方が今までよりも簡単になり、時間短縮ができるようになったぶん、テスト対策に時間を回せます。これからは、得意な数量の成績が伸びるようにiPadを活用していきたいです。
iPadを使うようになって、数学の数量の授業ではiPadに課題が配信されるようになりました。Apple Pencilで画面上の課題に直接書き込み、先生に提出して確認してもらいます。数学は解き方が何通りもあるので、先生が前のスライドに他の人の解き方を映してくれると、「こんな解き方もあるのか」と勉強になります。
テスト勉強もより深くできるようになりました。プリントは1度書き込んでしまうと、解きなおしが難しいのですが、iPadでは課題自体に書き込まずに済み、何度でも必要なデータを取り出して解きなおしができます。まっさらな状態で何度も問題を解けるので、苦手なところを納得いくまで復習できます。
また、課題データはすべてiPadの中。テスト前に大量のプリントをひっくり返して探す必要がありません。管理の仕方が今までよりも簡単になり、時間短縮ができるようになったぶん、テスト対策に時間を回せます。これからは、得意な数量の成績が伸びるようにiPadを活用していきたいです。
調べて考える習慣がつき 興味が広がりました
中学1年生 山本 慈瑛さん
今までは、難しい問題があると、先生や友達に聞いたり、長い時間考えこんでしまったりしていました。でもiPadが手元にあれば、授業中、わからないときにいつでも調べられるので、どんどん勉強がはかどります。それを続けているうちに、いろいろなことに興味が広がり、もっと知りたいと思うように。家でも学校と同じように、調べて考えるのが習慣になっています。調べると頭に残るので、間違いも少なくなりました。2学期の成績が1学期よりもっとよくなるようにがんばっています。
今年度のオンライン上での文化祭、「S.P.O.F.」で、ぼくのクラスでは、一人ひとりが得意なことを動画で紹介しました。ぼくはバレーボール部なので、バレーをするところを親にiPadで撮影してもらい、ロイロノートで提出しました。クラスのみんながそれぞれ個性あふれる動画を作成していて、見ていてとてもおもしろかったです。
(取材:2021年11月)
今までは、難しい問題があると、先生や友達に聞いたり、長い時間考えこんでしまったりしていました。でもiPadが手元にあれば、授業中、わからないときにいつでも調べられるので、どんどん勉強がはかどります。それを続けているうちに、いろいろなことに興味が広がり、もっと知りたいと思うように。家でも学校と同じように、調べて考えるのが習慣になっています。調べると頭に残るので、間違いも少なくなりました。2学期の成績が1学期よりもっとよくなるようにがんばっています。
今年度のオンライン上での文化祭、「S.P.O.F.」で、ぼくのクラスでは、一人ひとりが得意なことを動画で紹介しました。ぼくはバレーボール部なので、バレーをするところを親にiPadで撮影してもらい、ロイロノートで提出しました。クラスのみんながそれぞれ個性あふれる動画を作成していて、見ていてとてもおもしろかったです。
(取材:2021年11月)
COLUMN
2021年度現在、授業では、中学1年生は全員がiPadを使用、中2、中3はグループワークの際にPCやタブレットを持参、高校生はスマートフォンも含めて個人が所有するデバイスを自由に使用。発表資料を制作するほか、動画や写真を撮影したり、調べものをしたりして活用しています。
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中3グループワークで発表資料作成
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高2物理基礎。実験のようすを動画撮影
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高3選択授業。SDGsについて調べる
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