立教新座中学校・高等学校

留学をきっかけに将来の目標が明確に～ワンターム留学報告2～

2023/02/22 (WED)

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OVERVIEW

イギリスの公立高校コリヤーズ・カレッジ（The College of Richard Collyer）に約4カ月間留学する「ワンターム留学制度」。
2022年度第2期生として参加した生徒2名のレポートを1人ずつご紹介します。

高校2年　赤間 丈さん
2022年度　ワンターム留学生
観光で行ったAbbey Road, London（1番右が筆者）

英語力の成長を実感

私はこのワンターム留学で今までにない多くのことを経験しました。また、それらの経験を通してさまざまな面で成長することができたと実感しています。

まず、最も大きな成長が感じられたのは、やはり英語力においてです。留学当初はタクシーで運転手に行先を説明するのも一苦労でしたが、帰ってくるころには車内で世間話ができるほどにはレベルアップしていました。

また、ホストファミリーや現地で通っていた学校の校長先生から、「初めのころは気を使ってわかりやすいようにゆっくり喋っていたけど、今では気にせず普通に会話ができるようになっていて驚いた」と言っていただいたときには、自分の成長を感じるとともに、留学できてほんとうによかったと改めて思うことができました。
観光で行ったSeven Sistersの海

留学で大切なことは「頼ること」

そして私が留学中に学んだ最も大きなことのひとつは「頼ること」です。私は自分が選択していた教科におおかた不満はなかったのですが、やはり英語での授業は難しく、授業や課題の内容を理解しきれないことも多々ありました。そんなとき学校の先生やクラスの友達に助けを求めると、みんな快くアドバイスをくれました。

実を言うと私は当初「ヨーロッパ人は日本人よりも冷たいのではないか」と何となく思っていたのですが、今となってはそのことを恥じるばかりです。

少し話が逸れてしまいましたが、このことは学校以外の場所にも当てはまります。例えばロンドンなどの都会では、電車などの交通手段も複雑なうえ、たびたび遅延や運休などのトラブルが発生しました。そこで駅員さんに最寄りの駅までの帰り方を尋ねると乗り換えの方法など含め、いずれも丁寧に教えてくれるのでした。このように「頼ること」の大切さは身をもって実感することとなりました。
Isle of Wightで食べたイギリスの名物料理Fish and Chips

留学が将来の目標達成への第一歩に

最後に、今後の展望についてですが、こちらも留学を経て進捗がありました。

私は留学する前から将来は「海外で映画関連の仕事がしたい」と朧げに考えていました。そして現地で選択していたFilm StudiesとDramaの二つの授業で映画や演技について学ぶうちに、その思いはより強固なものになりました。そのため大学では外国語系の学部に入り英語力を高めていくことに尽力しようと考えています。

また、今回のワンターム留学で経験したことを糧に、より長期の留学なども視野に入れ、海外の文化に触れることや人との交流も続けていきたいと思っています。

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