それぞれの居場所がある——
卒業生ならではの視点で立教新座を発信
—「卒業生による学校説明会」レポート—
2023/12/14 (THU)
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OVERVIEW
7月17日に開催された「オープンキャンパス2023」内で「、卒業生による学校説明会」が行われました。この説明会は、2限(11時~)、4限(13時~)、5限(14時~)の3回、パネル・ディスカッション形式で実施されました。登壇したのは、2012~2022年度に卒業した9人のOBと、社会科教諭である中間和洋先生です。会場にはたくさんの小・中学生と保護者の方が集まり、卒業生ならではの視点で語られる話に、熱心に耳を傾けていました。ここでは、4限に行われた説明会の様子を紹介します。
有意義な学校生活を送り、その経験を進路につなげる
今回の説明会は、参加者が客席に置かれた二次元コードから質問を送り、届いた内容を司会者が読み上げた後、卒業生たちがホワイトボードを使いながら答えるという方式で進行されました。
登壇したのは卒業生7人で、司会はそのなかで最年長の石井洋充さんが担当しました。さらに、社会科の中間和洋教諭も参加。全員が簡単な自己紹介をした後、石井さんが「今日は学校について包み隠さず答えるつもりなので、どんな質問でも受け付けます」と話し、和やかな雰囲気でスタートしました。
最初の質問は、「立教新座を志望した理由や入学を決めた理由は何ですか」というもの。司会が質問を読み上げると、6人の卒業生が一斉に手元のホワイトボードに書き込みます。全員が書き終えてから内容をオープンすると、そこには「校舎が魅力的」「サッカーをやりたかったから」「第一志望に落ちたから」「文化祭のノリが良かったから」など、さまざまな回答が出されました。
石井さんが「校舎が魅力的」という答えについてさらに尋ねると、そう回答した卒業生は「新校舎完成後にキャンパスツアーに参加したとき、そのきれいさにひかれたから」と説明しました。一方で、新校舎建て替え前に入学した卒業生からは、「第一志望は違う学校だったが、人工芝のグラウンドがある今なら、立教新座を真っ先に選んだかもしれない」「公式大会にも使われるグラウンドで、体育の授業を受けられるのはうらやましい」という意見が出ました。
登壇したのは卒業生7人で、司会はそのなかで最年長の石井洋充さんが担当しました。さらに、社会科の中間和洋教諭も参加。全員が簡単な自己紹介をした後、石井さんが「今日は学校について包み隠さず答えるつもりなので、どんな質問でも受け付けます」と話し、和やかな雰囲気でスタートしました。
最初の質問は、「立教新座を志望した理由や入学を決めた理由は何ですか」というもの。司会が質問を読み上げると、6人の卒業生が一斉に手元のホワイトボードに書き込みます。全員が書き終えてから内容をオープンすると、そこには「校舎が魅力的」「サッカーをやりたかったから」「第一志望に落ちたから」「文化祭のノリが良かったから」など、さまざまな回答が出されました。
石井さんが「校舎が魅力的」という答えについてさらに尋ねると、そう回答した卒業生は「新校舎完成後にキャンパスツアーに参加したとき、そのきれいさにひかれたから」と説明しました。一方で、新校舎建て替え前に入学した卒業生からは、「第一志望は違う学校だったが、人工芝のグラウンドがある今なら、立教新座を真っ先に選んだかもしれない」「公式大会にも使われるグラウンドで、体育の授業を受けられるのはうらやましい」という意見が出ました。
「 第一志望ではなかった」という話を受けて、中間先生は「重要なのは志望順位より、入学後にいかに充実した学校生活を送り、大学以降の進路につなげられるかです。本校では、中高時代を有意義に過ごし、それを卒業後に生かせている生徒が多いと感じています」と語りました。
その後も、「広い敷地内にスポーツ施設や実験室などの教室が豊富にあるため、体育部も文化部もそれぞれの活動場所が確保されていて活動時間がしっかり取れる」「高校は中学よりもクラブの数が増えるので、中学は野球、高校はジャズ研究会を選ぶなど、いろいろなことに挑戦できる」などと話が広がりました。
続いての質問は、「どんな先生が多いですか」というもの。立教大学法学部に在学中の中山昴大さんは「専門性が高い」と回答。教員になることをめざし、立教新座で教育実習を経験したばかりの中山さんは、「自分が教える立場になったことで、先生方の知識の深さにあらためて驚きました」と言います。
教員の専門性がより際立つのが、高3で履修する「自由選択科目」の授業です。約90種類に及ぶ講座には幅広いテーマがそろい、みずからの興味や目的に合わせて選ぶことができます。そのほかにも、教員について「面倒見が良いが、一度は突き放し、自立を促してくれる」「距離感が近く、卒業生の近況も気にかけてくださっているようで驚いた」といったエピソードが紹介されました。
その後も、「広い敷地内にスポーツ施設や実験室などの教室が豊富にあるため、体育部も文化部もそれぞれの活動場所が確保されていて活動時間がしっかり取れる」「高校は中学よりもクラブの数が増えるので、中学は野球、高校はジャズ研究会を選ぶなど、いろいろなことに挑戦できる」などと話が広がりました。
続いての質問は、「どんな先生が多いですか」というもの。立教大学法学部に在学中の中山昴大さんは「専門性が高い」と回答。教員になることをめざし、立教新座で教育実習を経験したばかりの中山さんは、「自分が教える立場になったことで、先生方の知識の深さにあらためて驚きました」と言います。
教員の専門性がより際立つのが、高3で履修する「自由選択科目」の授業です。約90種類に及ぶ講座には幅広いテーマがそろい、みずからの興味や目的に合わせて選ぶことができます。そのほかにも、教員について「面倒見が良いが、一度は突き放し、自立を促してくれる」「距離感が近く、卒業生の近況も気にかけてくださっているようで驚いた」といったエピソードが紹介されました。
多彩な学校行事を通して、企画力や団結力の必要性を実感
次の質問は「いちばん楽しかったイベント」について。学友会(生徒会)の会長経験者である小川嶺さんは、「体育祭を一から立ち上げたこと。そのとき発案したクラス全員リレーは今も受け継がれていると聞き、うれしいかぎりです」と話します。
小川さんは、大学時代にスキマバイトサービス「タイミー」の運営を行う株式会社タイミーを立ち上げましたが、立教新座で培った企画力が、今も生きていると感じるそうです。
また、石井さんと、その一学年下の伊藤太一さんも学友会の会長経験者です。伊藤さんが、楽しかったイベントについて「台風が直撃した年のS.P.F.(文化祭)の花火大会」を挙げると、同学年で学友会に所属していた髙田和明さんもすかさず会話に加わり、「たくさんの生徒と先生たちが協力して2時間かけて準備して、花火はたったの5分程度。でも、あの感動は忘れられません」という2人の会話から、協力して一つのことをやり遂げた感動が伝わってきました。
小川さんは、大学時代にスキマバイトサービス「タイミー」の運営を行う株式会社タイミーを立ち上げましたが、立教新座で培った企画力が、今も生きていると感じるそうです。
また、石井さんと、その一学年下の伊藤太一さんも学友会の会長経験者です。伊藤さんが、楽しかったイベントについて「台風が直撃した年のS.P.F.(文化祭)の花火大会」を挙げると、同学年で学友会に所属していた髙田和明さんもすかさず会話に加わり、「たくさんの生徒と先生たちが協力して2時間かけて準備して、花火はたったの5分程度。でも、あの感動は忘れられません」という2人の会話から、協力して一つのことをやり遂げた感動が伝わってきました。
「男子校の魅力」については、「遠慮がいらない」「多様性がある」という回答。「いい意味で無関心。休み時間も、外でサッカーしている子もいれば、教室でゲームをしている子、勉強している子もいて、みんな気ままに過ごしています」と言えば、「誰かがやっていること対して否定的なことは言わない」「好きなことができて、誰にでも居場所がある」。「でも、体育祭などの行事では、体育系、文化系関係なくクラス一丸となれる」と、実際に過ごしたからこその意見が出ていました。
だからこそ、「高校から入学した子と中学からの子と仲良くなれるか」という質問にも「入学直後は意識したけど5月ぐらいには、なじんでまったく気にならなくなっていた」と受験生を安心させていました。
立教新座に入学するまでの話から、中学・高校生活、卒業後のエピソードまで、幅広い内容が語られ説明会は終了。
5限目に別会場に設置された「卒業生による個別質問コーナー」では、より詳しく話を聞きたいという小・中学生や保護者たちからの質問に答えていました。
だからこそ、「高校から入学した子と中学からの子と仲良くなれるか」という質問にも「入学直後は意識したけど5月ぐらいには、なじんでまったく気にならなくなっていた」と受験生を安心させていました。
立教新座に入学するまでの話から、中学・高校生活、卒業後のエピソードまで、幅広い内容が語られ説明会は終了。
5限目に別会場に設置された「卒業生による個別質問コーナー」では、より詳しく話を聞きたいという小・中学生や保護者たちからの質問に答えていました。
「卒業生による学校説明会」スタッフ
[前列左から]
金堀 賢 さん (2018年度卒)
外山 翔大 さん (高1/映画研究会)
山田 瑛瑠 さん (2020年度卒)
飯田 真大 さん (2021年度卒)
石井 洋充 さん (2012年度卒)
中山 昴大 さん (2019年度卒)
[後列左から]
村上 隆太 さん (2018年度卒)
中間 和洋 (社会科教諭)
小川 嶺 さん (2015年度卒)
髙田 和明 さん (2013年度卒)
伊藤 太一 さん (2013年度卒)
2023年度 立教新座オープンキャンパス 開催概要
開催日時 | 2023年7月17日(月・祝) 10:00~15:30 |
開催内容 |
学校説明会プログラム【 中学学校説明会/高校学校説明会/卒業生による学校説明会】
体験授業【 23講座39コマ】
クラブ体験
発表・展示・個別質問コーナー
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参加者数 | 約2,100人 |
当日の様子(写真)
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学校説明会(中学)
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学校説明会(高校)
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体験授業(中学)
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体験授業(高校)
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クラブ体験(陸上競技部)
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展示
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