中学生×教員対談~立教新座の学び

2022/05/25 (WED)

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立教新座中学校では、基礎的な学力と学習習慣を身に付け、将来につながる自主性と個性を磨くことを大切にしています。学年を代表して横瀬大樹さんと、中学校のクラスを受け持つ理科の加藤天先生に中学の学びについて語り合っていただきました。

興味を見つけ、挑戦し、成長する3年間

生徒:横瀬 大樹さん(中学2年)× 教員:加藤 天先生(理科教諭)

好奇心をかきたてる本物に触れる授業

加藤:横瀬さんが立教新座中学校に入学を決めた理由はなんですか。

横瀬:施設が整っていて、いろんなことに挑戦できる環境だと思ったからです。また、勉強と小学校から続けている剣道を両立したいと考えていたので、文武両道を実現しながら、学校行事などのさまざまな体験ができそうな立教新座中学校を選びました。立教新座の授業は加藤先生の理科を筆頭に、面白くて惹き込まれるものが多いです。理科の実験中はクラスに一体感があり、楽しく学ぶことができています。中学で初めて本格的に勉強した英語は初めこそ苦手でしたが、自分で考え発信することを繰り返すうちに文章を作る力や理解する力が身に付きました。今では得意科目になっています。

加藤:理科の授業では、「本物に触れる」をテーマに、生徒の自然発生的な思考力・探究の力を育てることを意識して授業を行っています。顕微鏡や標本を手に取り、新たな発見に触れる機会を多く設けて、ただ答えを教えるのではなく、生徒自身が考え、導き出せるようにしています。また、一人1台のタブレット機器を使い、実験の記録や図表作りを行うなど、実体験を踏まえた学びを展開しています。

横瀬:タブレットは自主学習にも役立っています。自主学習は一人ではなかなか集中できないので、友達と一緒に互いに教え合いながら行うことが多いです。自分のモチベーションが上がらない時も、友達の頑張りを見るとやる気が湧いてくるので、互いに高め合うことができているのではないかと思います。

加藤:生徒たちは、互いのいいところを共有し合い、高め合える雰囲気がありますよね。中学校では学習習慣の定着が大切で、「どんなに忙しい日でも机に向かって鉛筆を握る時間を作ること」「週に何回かはリビングなど保護者から遠目で届くかどうかくらいの距離感のところで勉強すること」の2点を推奨しています。

横瀬:加藤先生は生徒のことを一番に考え、私たちが後悔しないよう、日々声を掛けてくれます。勉強の計画の立て方へのアドバイスもとても参考になりました。生徒への思いを行動で示してくださるからこそ、私も先生の期待に応えたいと頑張れるようになりました。

個性を認め合い、互いに応援できる雰囲気がある

加藤:横瀬さんをはじめ、クラスは学ぶ意欲が高い生徒が多いと感じています。コロナ禍でさまざまな制約がありましたが、人と繋がって楽しい時間を過ごしたいと思っているように感じました。そのため、初めにチームビルディングの要素を含んだ自己紹介の機会を設けるなど、交流するきっかけづくりを意識して行ってきました。

横瀬:入学当初は緊張していましたが、きっかけが多かったのですぐ打ち解けることができました。小学生の頃はあまり自分から話しかける方ではありませんでしたが、中学校では自分を変えよう思い、積極的に周りに話しかけたことで、輪が広がっていった印象です。一人ひとり、自分のやりたいことを大切にしていて、さらにみんなが互いを認め合っている雰囲気がとても気に入っています。

加藤:オンラインで開催した文化祭「S.P.O.F.」も、クラスが一体となって動画制作に励みましたね。生徒主体で進めてもらいましたが、SDGsをテーマに一人ひとりの個性が光る動画が出来上がり、結果、最も多くの再生回数をご覧頂きました。クラスが一丸となったパワーを感じました。
横瀬さんは、入学時の目標だった文武両道も実現できていると思います。

横瀬:顧問の先生が、豊富な経験を生かして色々な技術を教えてくださったり、加藤先生には普段の面談でライバルと切磋琢磨している話など相談にのっていただいたりしたので、安心して部活動に打ち込むことができています。現在の目標は県大会で優勝すること。先輩たちが引退する前にこの目標を叶えたいので、厳しい練習にも楽しく一生懸命取り組んでいます。勉強との両立のため、切り替えを意識し、短い時間をどう使うのかを考え工夫するようになりました。

加藤:中学では特に「自分には今何が必要か」を考える力を身に付けてほしいと考えています。自分の到達度を図る力や計画する力は、今後社会に出てからも役に立つでしょう。メリハリある学習習慣を身に付けたうえで、自分のやりたいことや楽しみを見出し、それに向けて努力できる人になってほしいですね。

横瀬:学校生活を通して、立教新座のいいところは「やりたいことに何でも挑戦できること」だと実感しています。勉強や部活動に限らず、委員会などにも挑戦できました。「1年生で固めた土台を生かして、今後はトライ&エラーを繰り返して自分の殻を破っていくことが大切」という加藤先生の言葉を胸に、今後もチャレンジを続けたいです

加藤:立教新座には、一人ひとりがのびのびと学び、互いに認めあえる豊かな土壌があります。やってみたいことがある人も、これから見つけたい人にもぴったり。ぜひ、興味の芽を伸ばして夢を咲かせるべく、日々チャレンジし、高め合える人になってほしいです。


(2022年3月取材)

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