立教新座中学校・高等学校

2020年度からスタートしたワンターム留学。2021年9月から4カ月、第1期生として2人の高校2年生が提携校のコリヤーズ・カレッジ（The College of Richard Collyer）で学びました。
～ワンターム留学報告 1～として、池田成吾さんのレポートを紹介します。

2021年度ワンターム留学生

学校にはスイスや香港を中心に、世界のさまざまな国、地域からの留学生が学びに来ています。
基本的に一人3単元でそれぞれ週4コマの授業を選択することができ、空いた時間はクラブアクティビティであったり街に遊びに行ったりなど、授業のある日でも自由に使えます。僕は、クラブアクティビティとして友達と一緒にチェスやバドミントンを楽しんでいました。

授業は、一コマ60分程度でタイムテーブルは生徒ごとに違ったものとなっています。僕が選択していたビジネス（Business）という科目は、毎週レポートの宿題が出るので、課題に追われるといった日々も多々ありました。数学は日本よりも難易度は低いように感じましたが、問題文や数学用語が英語なので慣れるのに時間を要しました。

Travel & Tourism では主に観光学について学びましたが、こちらも論文の課題が大変でした。
留学生用の英語のクラス（English Lesson）ではイギリスの食や歴史、文化などを英語で学び、英会話をメインに取り組んでいました。

水曜日のランチタイムにはEnglish Social Hubといって、留学生が自由に集まってお菓子を食べたり、ボードゲームを楽しんだりする集まりに参加し、他の留学生との交流を深めました。

思っていた以上にあっという間だった4カ月間を終えて、まずは知らない土地での生活をサポートしてくれたホストマザーや、日本から応援してくれた古平先生や家族、一緒に留学に参加してくれた大塚君には感謝を伝えたいです。

自分の英語力はまだまだ発展途上であるので、これからも高い向上心を持って、次の目標のためにひたむきに、もっともっと学びに磨きをかけていこうと考えています。

学校派遣留学制度とは、聖公会の私立学校St. Paul's School （セント・ポールズ・スクール／アメリカ）または、Brighton Grammar School（ブライトン ・グラマースクール／オーストラリア）で1年間、派遣留学生として学ぶプログラムです。
留学者（各校1名）は、校内選考を経て本校の代表として1年間、ホームステイをしながら学校に通い、現地の生徒と共に学びます。留学後は、留学先で取得した単位の認定を受けて進級復学し、立教大学に推薦入学を希望することもできます。また、この制度を利用して留学した生徒は、学費相当額を奨学金として受け取ることができます。
2020年度からは、イギリスのコリヤーズ・カレッジへ、4カ月間留学するプログラムもスタートしました。