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高校3年生「自由選択科目」~生徒インタビュー~

2023/05/26 (FRI)

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OVERVIEW

立教新座高等学校では、高校3年生になると必修選択科目のほかに「自由選択科目」の履修が始まります。約90講座の幅広いテーマの中から、生徒が自分の興味や将来の目標に合わせて、最低3講座を履修します。2022年度卒業生の河野太心さんに、自身が3年次に履修した講座や身に付いた力について伺いました。

河野 太心さん(2022年度卒業) 立教大学経営学部1年次

想像を超える多彩な科目に驚いた

私は高校入学前から自由選択科目の存在に魅力を感じ、一体どんなことを学べるのかと楽しみにしていました。高3に進級する際に自由選択科目の一覧を見た時、想像を超える多彩な科目が並んでいて驚いたのを覚えています。

私が選択したのは「プログラミング入門」「History of War」「朝鮮語」「卒業演習講座」の4講座です。必修科目では知り得ない知識に触れ、新鮮な気持ちになるとともに学習意欲も向上しました。
2023年度 自由選択科目

語学、歴史、情報など幅広い学びを経験

特に印象に残っているのは「プログラミング入門」です。高2の情報の授業でプログラミングに興味を持ち、将来必ず役に立つと考え履修しました。授業ではプログラミングの基礎を学び、実際にプログラミング言語を用いてゲームを製作。グループで作ったゲームを文化祭で出展したのは良い思い出です。プログラミングのスキルだけでなく、仲間と協働する力も身に付きました。

英語で開講される「History of War」も特徴的な授業でした。ネイティブの先生による指導の下、古代・中世ヨーロッパの戦争の歴史を学ぶというものです。時代ごとの兵装や有名な戦いについて学んだ上で、自分の考え得る「最強の城」を3DCGで製作。楽しみながら世界史の知識が身に付き、英語力も向上しました。

「朝鮮語」は、隣国である韓国のことを知りたいという思いから選択。ハングルの学習に加え、「1日韓国体験」として韓国の伝統衣装を着る機会などもあり、韓国文化への理解が深まりました。

「卒論演習講座」では、学びの集大成である卒業研究論文の執筆に必要な情報収集の方法や、論文の書き方を学習。この授業のおかげで、論文執筆をスムーズに進めることができたと思います。

「学ぶ楽しさ」を実感し、自分を律する力も身に付いた

自由選択科目の学びを通じて、それまで触れることのなかった分野の知識が身に付き、視野が広がったと感じています。街中のハングルの看板を読めるようになったり、ゲームがどのようなアルゴリズムで動いているのか想像できるようになったりと、世界が大きく広がりました。自分の興味に基づいて学習したことで、「学ぶ楽しさ」も実感できました。

スケジュールを管理する力も身に付いたと思います。「プログラミング入門」では課題の量が多いと事前情報を得ていたため、授業のある前日の1・2限は空き時間として課題に取り組む時間を確保していました。立教新座では学びの自由度が高い分、予定をしっかりと管理し、自分を律する姿勢が大切だと感じます。

卒業後は、立教大学の経営学部国際経営学科に進学します。マーケティングやリーダーシップの学びを深め、将来はグローバルな舞台で仕事ができればと考えています。立教新座の自由選択科目で身に付けた知見を生かしつつ、学びの楽しさを忘れずに、今後もさまざまな学問領域に触れていきたいです。

(2023年3月取材)

河野 太心さんKono Taishin

立教大学経営学部国際経営学科1年次

2022年度卒業生

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