イングランドでのいろいろな違いに触れ

4カ月間の派遣留学—ワンターム留学報告

2024/01/16 (TUE)

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OVERVIEW

2023年9月から約4カ月間のワンターム留学を経験した、高校2年生の生徒からの留学報告レポートを紹介します。

永森 佑希さん 高校2年生
私のイギリスでの経験は、生涯自分が物事を考えていくうえで非常に重要なピースとなりました。イギリス人的な価値観、教育、生活、友達との人間関係。すべてが有益で、とても充実した4カ月間にすることができました。

まず私は、このワンターム留学で価値観というものの重要性を学びました。個人の考え方が非常に優先されるイギリスにおいて、個人の価値観について考える時間はとても有益だったと思います。
一口に価値観といっても僕がより濃く日本人とイギリス人や中東、アフリカからの移民との間で違いを感じたのは、個人をどれくらい重んじるかの違いでした。イギリスの現地校では自己都合で学校を休む人が多いことや、服装に関しても規制はほぼなく、一個人が尊重されるからこそ、人々は相手をリスペクトすることの重要性を重くとらえていました。
その影響からかイギリス人は自分のしたいことを自由にできている印象があり、それによって将来の夢や目標に向かって明確なプランがある人が多いように感じました。

日本人の集団を優先する社会性とはまた違い、自分のアイデンティティがしっかり確立されていなければ生きていけない社会であるため、より自身の長所やキャラクターについて知ることができました。
二つ目に私が気づいたのはIT化の凄さです。
イギリスのティーンの一般的なITスキルは非常に高く、ワード・エクセル・パワーポイント等を扱うスキルなど、社会生活において非常に重要なスキルが学校生活でに身についていました。
日本と違い教師側からの一方的な情報の配信ではなく、課題や授業内でのITの取り入れが非常にうまく、僕が受講していた映画学の授業では、皆がラップトップを開けて懸命に授業で話された内容を打ち込んでいたり、授業中に教師のほうからデバイスを用いて回答を募ったりなど、ITを用いた教師と生徒の相互型の授業が行われていました。
学校生活以外の場面でもイギリスは魅力的な国でした。
僕は毎週末、近郊のロンドンやブライトンに繰り出し、観光やアクティビティを楽しむことができました。西洋建築を見ることやイングランドの伝統風習・行事に参加することは、自分の見聞を広げることや、イングランドでの文化について知ることができる非常に重要な機会でした。
また、イギリス留学をすることで、イギリスのすばらしさ以上に日本のすばらしさに気づくことができました。
夜道を一人で歩いていて身の危険を感じないこと、電車が30分頻繁に遅れないこと、どこでご飯を食べてもおいしいこと。そんな自分の国を誇りに思えることも今回の留学で得たものでした。
最後に、僕はもともと外国に住んでいた経験があるため、英語力に全く不安はなく、イギリスに行ってもコミュニケーションにおいて何ら問題は発生しないと思っていました。
しかしコミュニケーション、特に全く考え方の違うイギリス人などとのコミュニケーションで重要なのは、相手を思って話すことだと気づかされました。世界に出ても人を思う気持ちはいつでも人をつなげてくれるものだと実感しました。

是非このレポートを読んでいる皆さんも、ワンターム留学を検討してみてください。

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