自由に講座を選択し、主体的に学ぶ。
立教新座の魅力を再認識した

高校3年生「自由選択科目」~生徒インタビュー~

2024/04/26 (FRI)

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OVERVIEW

立教新座高等学校では、高校3年生になると必修選択科目のほかに「自由選択科目」の履修が始まります。約90講座の幅広いテーマの中から、生徒が自分の興味や将来の目標に合わせて、3~5講座を履修します。2023年度卒業生の成田直生さんに、自身が3年次に履修した講座や身に付いた力について伺いました。

成田 直生さん(2023年度卒業) 立教大学経営学部1年次

バラエティに富んだ授業はさながら大学の講義のよう

高校3年次に開講される自由選択科目は、言語学習やプログラミング、分野横断的に学ぶ講座、専門性に特化した講座など約90種類もの多彩な学びを経験できる科目です。タイトルだけでは一体何を学ぶのか想像がつかない講座も。まるで大学の講義のようだと、期待に胸を高鳴らせながら選びました。私が選択したのは「聖書と、よくある話」「書道表現演習」「リーダーシップ入門自己&他者理解」など計5科目です。

「聖書と、よくある話」は、聖書の話を交え、世界を制覇するボードゲームを1年かけて作成するというユニークな講座です。聖書への理解を深めつつ、自分たちでルールを考えてゲームを一から構築するという能動的な学びに面白さを感じました。

「書道表現演習」はさまざまな書体を習い、最後に生徒一人ひとりがオリジナルの印鑑を作成する講座です。行書・楷書について習うスタンダードな書道演習かと思っていたのですが、よい意味で予想を裏切られました。

そして最も印象に残っているのが「リーダーシップ入門 自己&他者理解」です。
2024年度 自由選択科目

新たな視点を得られ、実践にも生きる学び

「リーダーシップ入門 自己&他者理解」を選択したのは、ラグビー部のキャプテンを務めるなかで、リーダーシップについて考えることが度々あったからです。授業ではグループワークを通じて互いの理解を深め、各々の役割を全うして最善の結果が得られるよう注力しました。

この授業を通して、「目標達成のためには一人がリードするのでなく、各々が自身の役割の中でリーダーシップを発揮することが重要である」ということ、そして「リーダーシップには多様な形があってよい」ということを学びました。自分の中の「リーダーとはこうあるべき」という固定観念が覆された、新鮮な授業でした。

これを機に、部活動でも自分の考えを他のメンバーに伝えるだけでなく、皆から意見を出してもらうよう心がけるようになりました。先輩・後輩の垣根なく、一人ひとり責任を持って意見を述べることが、よりよい組織運営につながっていたと感じます。

自由な環境下での主体的な学びが進路決定のカギに

中学校・高校と立教新座で過ごす中で実感したのは、生徒の自由を尊重してくれているということです。イベントや部活動を生徒中心で運営できたり、自由選択科目のように自ら興味関心を広げていける授業が設けられていたりと、学校生活のいたるところで「自由」を実感できました。同時に、自ら考え行動できる環境であるからこそ、自分を律する心もまた大切であることを学びました。自由と「自律」は切り離せないものだと思います。

卒業後は立教大学の経営学部に進学します。自由選択科目でリーダーシップについて学んだ経験から、BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)をコアカリキュラムとする経営学部経営学科で学びたいと考えるようになりました。今後も授業や部活動等を通じ、多くの仲間と相互に理解を深め、自分なりのリーダーシップを発揮し、心を一つに目標達成していきたいです。

(2024年3月取材)

成田 直生さんNarita Naoki

立教大学経営学部経営学科1年次

2023年度卒業生

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