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中学生 × 教員対談~立教新座の学び

2024/05/02 (THU)

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OVERVIEW

立教新座中学校では、基礎的な学力と学習習慣を身に付け、将来につながる自主性と個性を磨くことを大切にしています。学年を代表して中学2年生の傳田渓人さんと、中学校のクラスを受け持つ体育科の南瑛斗先生に中学での学びや学校生活について語り合っていただきました。

生徒:傳田 渓人さん(中学2年) × 教員:南 瑛斗先生(中学2年担任・体育科教諭)
傳田 渓人さん(中学2年)

コミュニケーションが自分の可能性を見つける鍵に

南:傳田さんが入学して1年経ちましたが、立教新座での学校生活はどうですか?

傳田:親身になってくれる先生が多く、クラスは明るい雰囲気で居心地が良いです。南先生は「生徒の自由」を尊重して、ホームルームや体育の授業などでいつも見守ってくれていると感じています。

南:確かに、生徒たちが自身で判断する機会を設けようとする意識はもっています。印象に残っていることはありますか。

傳田:キックベースの試合です。正式なルールを知らない人もいるので、走っている途中にボールが当たったらアウト、塁を過ぎてしまってタッチされてもセーフなど、自分たちなりのルールを取り入れたことです。

南:能力差があるので、ルールをアレンジした方がスムーズな場合があります。何の種目であっても、生徒たちが決めたルールのほうがうまくいきそうだと思えば、よほどのことがない限り任せています。互いに教え合い、仕方のないところは受け入れ、うまく線引きをしていますね。

傳田:体操の授業も印象に残っています。小学生の頃は、跳び箱で高い段を跳びたくても制限がありましたが、今はそれぞれの進度に合わせて自由に実践することができ、とても楽しくやりがいもありました。

南:苦手な場合にはバックアップし、得意な場合にはさらにステップアップできるようサポートしたいと思っています。苦手な生徒と得意な生徒を分けることもあれば、反対に一緒のグループにすることもあります。特に、生徒同士が教え合う時間を確保することは重要で、友だちから感覚的なものを伝えられたほうがすっと腑に落ちたり、理解が深まったりすることがあるからです。また、グループワークを通じて「自分にはこれができる」ということを発見できれば、それはきっと自信にもなるでしょう。

傳田:体操は何度も繰り返してできるようになる技がほとんどなので、先生から学んだことを土台に、友だちから教えてもらってコツを掴み、できるようになったことは多いです。自由な環境だからこそ、自分で目標を立てて実行し、成長できたと感じています。
南 瑛斗先生(中学2年担任・体育科教諭)

自由な環境が生徒の自律性や能力を伸ばしてくれる

南:傳田さんは、なぜ立教新座を選んだのですか?

傳田:キャンパスが広くて施設が充実している点に惹かれたことが理由として大きいです。また、3年間受験勉強をがんばってきたので、自由にのびのびと過ごせる立教新座の環境にとても魅力を感じました。

南:楽しんでいる様子はよく伝わってきます。傳田さんは人との壁がなく、コミュニケーション能力にも長けています。率先して人を引っ張っていくというよりは、盛り上げるべき時にクラスを盛り上げ、良い雰囲気を作って全体を動かしていく……。まさにこの学校が大切にしているようなリーダーシップを持っているのではないでしょうか。英語スピーチコンテストで優勝したり、バスケ部では1年生の大会でスタメンになったりと、文武両道で頑張っていました。学習面でも、課外活動でも、人間関係においても、傳田さんには自分らしく進んでいってほしいと思います。

傳田:2年生を含めたチームではまだスタメン入りできていないので、バスケットの練習をもっと頑張ってスキルを上げたいです。学習面では成績が落ちてしまった時期があったので、キープできるよう集中力をつけていきたいと考えています。学業と部活動を両立できるよう近くの公園でバスケの自主練習をしたり、毎日夜に20分間英語の勉強をしたりと、自律性が伸びたことは自分の中の大きな変化かもしれません。

南:勉強、スポーツ、芸術など、本人の心構え次第でさまざまな分野に取り組める環境が整っている点は、立教新座の魅力であり強みであると言えます。多様な経験の中で自身のスタイルを見つけていく生徒もたくさんいるので、前例がないことでも制限するのではなく、できる限り生徒の背中を押してあげたいですね。

傳田:入学する前は、学校と言えば「先生から一方的に勉強だけを教わる場所」というイメージを抱いていました。しかし立教新座では、先生たちが生徒としっかりとコミュニケーションを取りながら関係を築いてくださいます。親密で優しい先生が本当に多いですね。

南:一方的に教えているだけでは、生徒がどれだけ理解しているかなかなか把握しづらいところもあります。だからこそ、コミュニケーションを取りながら生徒をしっかり見ようとしている先生は多いのかもしれません。そう考える先生が多いからこそ、どんな生徒も能力を伸ばせる学校ではあるかなと思いますね。

(2024年3月取材)

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