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中学生×教員対談~立教新座の学び

2025/05/19 (MON)

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OVERVIEW

立教新座中学校では、基礎的な学力と学習習慣を身に付け、将来につながる自主性と個性を磨くことを大切にしています。2024年4月に立教新座中学校に入学し1年間をすごした室井来緒さんと、1年時に室井さんのクラス担任を受け持った和田卓先生が、中学での学びや学校生活について語り合いました。

生徒:室井 来緒さん(中学2年) × 教員:和田 卓先生(中学2年担任・理科教諭)
(2025年3月取材。学年・所属は2025年度のものです。)
室井 来緒さん(中学2年)

手を動かし身体で覚える機会が豊富

和田:室井さんはなぜ立教新座に進学しようと思ったのですか?

室井:文武両道で学校生活を過ごせそうだと感じたからです。初めて学校見学に訪れた時、まずキャンパスの広さに圧倒されました。学力が高いことは知っていましたが、サッカー場やラグビー場、陸上トラックなど運動施設も充実していて、とてもワクワクしたことを覚えています。

和田:約1年、実際に過ごしてみてどうですか?

室井:運動関連以外の施設や設備も充実していて驚きました。理科系の実験室も多く、実験に使用する器具も豊富です。小学生の頃は座学中心でしたが、立教新座では、手を動かして身体で覚える機会も多くて楽しいです。それに、そのほうが頭に入ってきやすいと感じています。実際にテストでは、実験したときのことを「ああ、こうだったな」と思い出して解答を導き出すことができました。

和田:それなら良かったです。私が担当する理科では、中学の3年間を通して「本物に触れ、親しむ」ということをテーマに掲げています。机に向かって勉強することはもちろん大事なのですが、体験的な学びから、授業の内容をより身近に感じてもらえたらうれしいですね。校外学習を取り入れているのも、実際に色々なものを見て、感じて、経験してもらいたいからです。

室井:中学1年の時には、校外学習でつくばの研究機関を訪問しました。特に興味深かったのが、化石や岩石、鉱物が展示されている地質標本館です。事前学習の際に鉱物や岩石などの写真は目にしていましたが、実物は印象が違っていたり見なければわからなかった事実があったり、たくさんの発見がありました。ほかにも地図と測量の科学館、つくばエキスポセンター、筑波実験植物園なども見学し、とても有意義な時間を過ごせたと感じます。

和田:2年生では上野の科学博物館に行くので、楽しみにしていてくださいね。

室井:はい。普段の授業でも、実験の機会が多いので楽しみながら学んでいます。

和田:中学1年の2学期後半から始まる物理は、特に実験が多かったかもしれません。講義を2~3回と実験1回がセットになっているので、毎週何かしらの実験を行っていることになります。実験によってはかなり大掛かりな装置を用意して、我々教員が生徒の前で実演することもありました。やはり、皆に理科を好きになってもらうことが一番だと考えています。「ちょっと理科面白いかも」と思ってもらえるように、今後もいろいろな工夫をしていきたいですね。
和田 卓先生(理科教諭)

6年間を通して、じっくり将来を考えられる

和田:室井さんのエピソードで印象に残っているのが、入学して2日目くらいに「サッカーボールを持ってきていいですか」と聞きにきてくれたことです。休み時間に使う分には特に問題ないのでOKを出したところ、その後すぐにボールを持ってきて「サッカーしよう」と皆を誘っていましたね。

室井:私はサッカーが好きで、今は学外のクラブチームに所属しています。立教新座には人工芝のサッカー場があり、入学前からぜひ使ってみたいと思っていました。授業時間以外でも自由に使って良いので折角だからと皆にも声を掛けて、朝の授業前や昼休みの時間にサッカーを楽しんでいます。

和田:昼休みはお昼ごはんを早々に食べて、サッカー場に向かっていますよね。そうやって皆を自然と誘えるところは、室井さんの魅力だと感じます。

室井:クラスの皆も、そういう人が多いかもしれません。立教新座に入学してからよく感じているのが、「生徒同士で協力し合える環境」ということです。小学生までは「自分のやり方についてこい」と、誰か一人がクラスを引っ張るようなケースもありました。しかし、今はお互いが意見を出し合ったり、声を掛け合ったりと、尊重し合えるような雰囲気があります。

和田:そうですね。文化祭の出し物を決める時も、私は「学級委員よろしく」と無茶ぶりをして後ろで見守っていましたが、生徒同士で積極的に意見を出し合う姿が印象的でした。

室井:その無茶ぶりがあるからこそ、私たちは自分たちで自由に考え、行動できるのだと思います。それに、和田先生はいつもそんな私たちを優しくフォローしてくれるので、本当に生徒思いの先生だと感じました。和田先生は一昨年まで高校3年生の担任をされていたこともあり、今後の高校生活から大学進学まで含めた進路相談に乗っていただけるのも、本当にありがたいです。

和田:立教新座では、6年間を通して自分が将来何をやりたいのか、何になりたいかをじっくり考えられます。また、室井さんの言う通り施設・設備が充実しているのはもちろん、専門的な知識や技術を持った教員・スタッフも在籍しているため、好きなこと・やりたいことをとことん追求できる環境です。生徒たちにはぜひこの贅沢な環境を生かして、なんとなく毎日を過ごすのではなく、自分の興味を積極的に広げたり、深めたりしてほしいなと思います。

室井:大学で教鞭を執られている先生がいたり、会社を経営している先生がいたりと、「人」も立教新座の大きな魅力です。そんな先生方が自身のユニークな経験談を普段の授業でも話してくれるため、いつもたくさんの刺激を受けています。
この充実した環境で1年ほど学び、大学で学びたいことや将来携わりたい仕事が少しずつ自分の中で明確になってきました。引き続き和田先生にも相談しながら、今後の進路を決めていきたいです。

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