人生の中で最も濃密で、成長した1年間

1年間の派遣留学—ブライトン・グラマースクール留学 最終レポート

2024/01/19 (FRI)

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OVERVIEW

2023年1月から1年間、提携校であるブライトン・グラマースクール(オーストラリア)での派遣留学を終えた生徒の報告レポートを紹介します。

山田 修平さん 高校2年生
2023年1月から始まった1年間のオーストラリアへの留学が12月に終了し、帰国しました。
あっという間の1年間でしたが、人生で最も中身の濃い1年間で、自分自身が大きく成長した1年間であったと実感しています。改めて、この留学の機会を与えてくださった立教新座の先生方に感謝いたします。また、これからも立教への感謝を忘れずに残りの高校生活を過ごしたいと思います。
この留学を振り返ると、1年間無事に留学を終えることができたのは、たくさんの人々のサポートのおかげであり、私を支えてくださった全ての皆さんに感謝いたします。
BGS校舎
私が留学していた学校はオーストラリア・メルボルンに位置する、Brighton Grammar School(以下BGS)という、私立の男子校でした。オーストラリア人も多く在籍していた一方、さまざまな国籍の生徒が多数在籍しており、異なるバックグラウンドを持つ生徒たちが、盛んに交流していました。
友人達とのディナー(筆者は左手前)
私はホストファミリーや先生方、多くの友人に恵まれ、1年間楽しく過ごすことができました。1年間の留学での思い出は数え切れないほどありますが、日々の学校生活が一番心に残っています。
学校には多国籍の生徒が多くいるため、登校するだけで毎日新たな刺激や視点を発見することができたので、日々の学校生活が充実していたと感じています。さらに、彼らとくだらない会話をしたのも今となっては特別な経験であり、貴重な思い出ができたと感じています。休日によく遊びに出かけたこともかけがえのない思い出です。
アートの授業での共同作品(筆者は左端)
私がBGSに初登校して間もない、2月初めの休日に初めて遊びに誘われたときのことは今でも鮮明に覚えています。その時誘ってくれた友人は、今では親友となりました。その友人とはその後も頻繁に出かけたり、家に遊びに行かせてもらったりしました。初めての留学で右も左も分からない状態の私を、初めて誘ってくれた彼にはとても感謝をしています。

また、彼がいなければ今回の留学の学校生活が充実していなかったと言っても過言ではないと思います。いつか違う形で恩返しできたらと思います。
この1年間を振り返ると、日本を離れて生活するという経験は初めてで、日本では得ることのできない経験をたくさんしたと思います。オーストラリアはさまざまな国籍、人種、宗教など、多様性をとても尊重している国なので、日本では想像することのできない経験をたくさんしました。このような経験は私に世界は広いのだと感じさせました。

オーストラリアは国土が広いため、東京に比べると道路や建物などが大きいです。住む場所が大きいためか、オーストラリアの国民性はおおらかで、心に余裕がある人が多かったように感じました。また、それぞれが自分の個性に自信を持っているため、皆が自分主体で生きていると感じました。国土の大きさと国民性に直接的な因果関係があるかは分かりませんが、日本に帰国した際、日本人は常に何かに追われ、忙しくしている印象を受けました。そのため、新しい視点で日本を見つめ直すきっかけにもなりました。

人生で初めて経験するホームステイに最初は不安がありましたが、受け入れてくださったホストファミリーの方々は、私を家族の一員のように接してくれ、その不安はすぐに消えました。とてもリラックスした毎日を過ごすことができました。
ホストファミリーは、毎朝、車で学校まで送迎してくれたり、週末や、タームの休みに旅行に連れて行ってくれたりと、オーストラリアでの思い出をたくさん作ってくれました。なかでもホストファミリーと行ったスキー旅行は、忘れることのできない思い出です。
また、9月の私の誕生日の際には、レストランでバースデーディナーを企画してくれ、素敵なプレゼントも用意していただき、素晴らしい17歳の誕生日となりました。
またいつか、ホストファミリーとどこかで再会できる日を楽しみにしています。
  • スキー旅行の様子

  • 旅行先でのサイクリング(筆者は左から2番目)

留学以前から剣道をしていた私は、立教新座で英語講師をされている Steven Harvey先生に勧められ、オーストラリアでも剣道を続けていました。
事前にオーストラリアで剣道を出来る場所を探し、メルボルン大学の剣道部に週2回参加していました。
剣道は日本発祥の武道ですが、クラブには多くの国からのメンバーが所属していました。その剣道部には大学生や大学院生だけでなく、大人も参加していて、私が最年少でしたが、皆さんが私を歓迎してくださり、毎回楽しい時間を過ごすことができました。時折、練習後の夜ご飯に連れて行ってくださったことは楽しかった思い出の1つです。
  • メルボルン大学剣道部の皆さんとの集合写真(後列右から8番目)

  • 練習の様子

最終登校日に友人達と(筆者前列中央)
一年を通して私の面倒を見てくださったBGSの先生が、登校最終日に送別会を企画してくださり、たくさんの友達が来てくれて、一生の思い出になりました。

最後になりますが、この機会を与えてくださった立教の先生方に重ねて感謝いたします。本当にありがとうございました。

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