CHAPELチャペルについて

「立教学院聖パウロ礼拝堂」は、建学の精神である「キリスト教に基づく人間教育」を行う本校のシンボルです。
生徒は一人ひとり神から愛されるかけがえのない存在であり、一人ひとりが互いに他者を尊重しながら学び、生活することを大切にしなければなりません。その上で、自由に真理を探求することができること、それが建学の精神である「キリスト教に基づく人間教育」といえます。チャペルは、その中心的役割を果たしています。

礼拝・礼拝行事

チャペルは祈りの場所です。祈りとは神との対話で、その中で感謝をしたり、 罪を悔いたり、願いを求めたりすることです。
立教学院に関わる人はもちろん、すべての人たちのためにあり、開校時は原則として平日は17時まで、土曜は13時までの時間はいつでも自由にきてお祈りすることができます。

建学の精神である「キリスト教に基づく人間教育」を目指す本校は、祈りに始まり祈りに終わります。
中学生は毎朝8:30から教室で始業礼拝を、終礼では終業礼拝を行います。

チャペルでは、学年礼拝が執り行われます。
中学1年生は週に1回「礼拝・キリスト教」の授業で、中学2・3年生と高校生は週に1回、始業前の8:05から「チャペルアワー」の時間に礼拝を行っています。
聖歌を歌って神を賛美し、聖書やお話に耳を傾け、神に祈るという15分~20分程の礼拝ですが、 本校のキリスト教精神を形で表わしているとても大切なひとときです。

また、学校行事としては年6回、イースター礼拝(4月)、創立記念日礼拝(5月)、収穫感謝礼拝(11月)、クリスマス礼拝(12月)、聖パウロ改心日礼拝(1月)、卒業感謝礼拝(3月/3年生のみ)を行っているほか、研修旅行や、クラブの合宿・試合・遠征前の壮行礼拝、ユニフォームの祝福・推戴式、逝去者記念礼拝などもあります。

クリスマスイルミネーション

毎年、クリスマスの時期には、正門にある2本の大きなヒマラヤ杉に約1,000個のいろとりどりの電球を灯します。

点灯期間は教会の暦に従い、キリストの降誕を待ち望む期間「降臨節」から、キリストの誕生を祝い、地上への顕現を祝う「顕現日」(1月6日)までの間。

イルミネーション点灯式は、立教新座中高のクリスマス実行委員会の生徒が中心となり、毎年さまざまな趣向を凝らした企画で行っています。
近隣の方々も毎年の恒例行事としてたくさん訪れ、共に聖歌を歌い、カウントダウンをして点灯の時を迎えています。

立教学院聖パウロ礼拝堂

「立教学院聖パウロ礼拝堂」は、立教新座中学校・高等学校と立教大学新座キャンパスのちょうど中間にあり、正門から続くキャンパスのシンボルゾーンの顔ともいえる存在です。
建築家アントニン・レーモンド氏により設計され1963年に完成しました。

チャペルの左側にはチャペル会館へとつながる回廊があり、上空から見るとチャペルと回廊は五角形になっていて、立教の「立」を表しています。

回廊に囲まれた芝生にそびえるベルタワーは高さ31メートル。大中小の鐘が礼拝の時間を知らせます。

毎週木曜日朝7時10分から聖餐式という礼拝が行われています。聖餐式の後チャペル会館にて朝食を共にします。
その他にも、開校期間中は次のような礼拝が行われています。
●夕の礼拝(晩祷) 毎週月・水・金曜 15:30
●主日聖餐式 毎週日曜 11:00
主日聖餐式はどなたでも参加できます。

チャペルとは

チャペル(Chapel)とは、学校や病院などの施設に付属する礼拝堂のことです。皆さんの街にある教会は、チャーチ(Church)といいます。

立教学院には、新座キャンパスに聖パウロ礼拝堂、池袋キャンパスに諸聖徒礼拝堂、小学校に諸天使礼拝堂の3つのチャペルがおかれています。
これらは、立教学院に関わるすべての人たちのためにあり、日々の礼拝や授業が行われているほか、コンサートなども催されています。

祭壇
礼拝堂の中心で神の臨在を示しています。 この祭壇にて聖餐式(ミサ=キリストが定められたパンと葡萄酒を用いる礼拝)が行われます。
祭壇正面のPAX VOBISCUM(パクス ボビスクム)とは、ラテン語で「平安があなたがたにありますように」という意味で、復活のキリストが弟子たちに言われた挨拶です。
聖所 祭壇の手前(会衆席より少し高くなっているところ)を「聖所」といいます。 ここは礼拝堂では祭壇に次いで大切な所で、礼拝の司式をしたり、礼拝奉仕する人達の席があります。
パイプオルガン パイプ総数1,786本、ストップ数29、2段手鍵盤、足鍵盤つき、アメリカC.B.フィスク社製のフランス・ロマンス派様式パイプオルガンです。2014年1月27日落成、チャペル後部台座上に設置されました。
聖書朗読台 常時聖書が置かれており、聖書朗読をするためのものです。
説教壇 説教(奨励)をするためのものです。
会衆席
礼拝に参列する人のための席です。約360人が座ることができます。
洗礼室 クリスチャンになるための儀式である洗礼式を行うための場所です。中央には大きな鉄のふたがついた洗礼盤があります。
ベルタワー 大(546kg)、中(318kg)、小(229kg)3つの英国製の鐘が31mのタワーの先端に釣り下がっており、礼拝前に鳴り響きます。
コモンルーム 応接室で小会議や面接などに用いられます。
相談室 さまざな相談に用いられる部屋です。
チャプレン室 チャプレンの部屋です。
 

パイプオルガン

立教学院聖パウロ礼拝堂に設置されている2台のパイプオルガン。
主に、礼拝で奏でられているのは2014年1月に完成したアメリカのフィスク社が製作したフランス・ロマン派様式のパイプオルガンです。礼拝堂入り口の上に作られた台座に設置されており、大空間のチャペルに力強い音を響かせます。もう1台は、ベッケラート社製ポジティブオルガンで祭壇に設置されています。
「愛するイエスよ、我らはここに集いて」(J.S.バッハ作曲)

演奏:オルガニスト 佐藤雅枝先生

「災い、汝を襲い」(J.S.バッハ作曲)

演奏:オルガニスト 佐藤雅枝先生

チャプレンとは

チャペル(付属礼拝堂)で働く牧師のことをチャプレンといいます。

チャプレンは、建学の精神の維持と浸透のために任命され、本校における宗教教育の中心的役割を担っています。
本校には、聖公会のチャプレン2名が従事しており、諸礼拝の司式や説教、宗教活動の推進、また、さまざまな相談に応じています。

礼拝・礼拝行事カレンダー

学年礼拝や学校行事での礼拝、聖餐式のほかに、年間を通してさまざまな礼拝を執り行っています。
2020年度 礼拝の予定
日程 時間 礼拝
4月12日 11:00 イースター礼拝
5月9日 12:45 立教学院創立記日念礼拝
6月6日 14:00 セントポール会チャペルアワー※
10月24日 10:30 立教新座中学校・高等学校逝去者記念礼拝
10月25日 10:00 S.P.F.主日礼拝
11月7日 14:30 立教学院逝去者記念礼拝
12月4日 16:30 イルミネーション点灯式
12月12日 15:00 セントポール会クリスマス礼拝※
12月20日 16:00 キャンドルライトサービス
12月24日 17:30 立教学院クリスマス・イブ礼拝
12月24日 23:00 深夜クリスマス礼拝
12月25日 10:30 降誕日礼拝
  ※セントポール会チャペルアワーおよびクリスマス礼拝は立教新座中学校・高等学校に通う生徒の保護者および教職員を対象とした礼拝です。その他の礼拝は一般の方もご参加いただけます。

聖公会関係学校・機関

一貫校

学校法人立教学院に属する、立教大学、立教池袋中学校・高等学校、立教小学校は、一貫校として同じ建学の精神、教育目標のもと、一貫連携教育を行っています。このほかに、日本聖公会に所属する聖公会関係学校があります。

系属校

聖公会関係学校に属し、立教大学との協定に基づき6年一貫教育を行い、一定程度の生徒を立教大学に推薦する学校です。

聖公会関係学校・関係機関

アメリカ聖公会の宣教師、ウィリアムズ主教により創立された立教学院は、現在も聖公会に関わる学校・機関との密接な関係を持っています。

聖公会関係学校

聖公会関係機関

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